政治的には、稀に見る長丁場の国会が続いた年でした。菅内閣は短期間で多くの仕事をしました。
しかしながら、国民の評価は今一つ。官邸広報に注力しなかったことが原因と思います。
ただ、安倍首相の国家観、外交力と等しい水準で、菅首相の実行力は評価されるべきと思います。
こんな有能な番頭さん型の政治家滅多に居ない!という評価です。
続いて、就任した岸田首相については、総裁選の時の歯切れの良さは影を潜め、元の(鈍重な)岸田のイメージに戻りつつあります。首相を補佐する財務省官僚の新語?とみられる、新しい資本主義、中間層育成、賃上げ税制、、、支持率維持に繋がる新鮮さあるキーワードを生み出すことは長けているようですが、林外相、茂木幹事長という布陣では、(最も重要度の高い)安全保障外交面での進化は期待できそうにありません。
基本は、アベノミクス、安倍外交の継承であることを忘れるべきではありません。外交日程に係わる報道から察するに、中国から属国扱いされているのではないかと心配になります。
岸田首相については、ボヤッとしているのかモヤモヤしているのか知らないが、安全保障、特に対中戦略外交上の重要事項について、「期限」という認識なきままに政権運営しているように思われてなりません。
■ブログ管理者としての取組み
個人的なことですが、今年は半年くらい腰痛に見舞われ、デスクトップパソコンの前に座るのが辛い時期が続きましたが、ちょっとした運動を日々続けるうちに気にならなくなりました。
それなりの歳なので治ったとは思いませんが、日々の努力が実り、症状緩和することは有難いことです。
テーマ的には、二つのテーマ、健保滞納、再エネ賦課金にこだわりました。
健保滞納の検討を進めた結果の産物として、外国人留学生、技能実習生問題について提言レベルで纏めることができました。
再エネ賦課金については、未だ検討途上ですが、エネルギー政策面だけでなく、可処分所得対策、中間層育成、新資本主義実現に係わる再エネ事業者課税強化など、関連する政策と組み合わせる視点で引続き取り組みたいと思っています。
歳をとると、時間の経過が早くなるように感じます。一年と言ってもあっという間です。
何も言わず、何も行動しないままでは、(身につけた刀が錆びつく感覚で)能力的に劣化するような気がしており、自分一人ですべて対応、解決できなくても、扱ったテーマについて、あるべき姿を導き出し、次の人(有能な政治家)にバトンタッチすることを考えつつあります。
検討に際し、コメント等で参考になる情報があれば、次の原稿で取り上げたいと思うようになりました。
若い頃は自分一人で、、、という意識が強かったのですが、今は、一人ですべて、、、というこだわりはありません。
■ブログ移転予定について
このSeesaaブログでの活動は、3年経過しました。Seesaaブログについては機能的には満足しておりますが、優良個人ブログが少数派、まとめサイトが個人ブログを圧倒しつつあることなどもあり、来年早々にブログ移転予定です。
今年一年間、ご訪問いただきありがとうございました。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
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