お公家様だらけでは困るんです

「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」にて、岸田政権が韓国とのやり取りを面倒臭がる結果、佐渡世界遺産登録を先送りにするとの見解が示されている。

後半部分の分析が特に秀逸。


||||| ここから引用開始 ||||||||||||||||||||

https://pachitou.com/2022/01/25/なんでも先送りという巨大な負債作り/

林芳正外相は「韓国を配慮したわけではない」と答えていますが、
そりゃそうでしょう「韓国を配慮した」なんて答えたら、
韓国側の難癖を岸田内閣が既成事実化したことになるんですから。

そもそもが今回の話は先送りする理由が全くない話です。

ですが、岸田文雄と林芳正のコンビはこの件についても他の政策と同様に先送りを決めています。

一応、先送りをしたということを認めないために
「今年度の推薦をしないと決めたことはない」
と誤魔化していますが、
2月1日の締め切りまであと1週間しかないのですが?
推薦のための動きを止めてしまっている現状を考えれば
「今年度の推薦はする気が無い」
のは間違いないでしょう。

こうやって曖昧な答弁をすることでとりあえず誤魔化しておこうという
岸田と林コンビの基本的行動指針が
「とにかく片っ端から先送り」
「先送りしたと認めず曖昧にして時間を稼ぐ」
それでも追及された場合は
「毅然とした対応をする等、適当に言いつくろっておくが結局何もしない」
というものであることは間違いないでしょう。

今回の岸田、林コンビのお得意の「少しでも面倒だと思ったら片っ端から先送り」によって
韓国が自信を深めた事は間違いないでしょう。

これで韓国が
「強制労働がという事実があるから推薦をやめたんだ!」
と自分他たちがでっち上げた話を裏付ける証拠になったと
改めて宣伝に使ってくるのは間違いないでしょう。

それに中国もおそらく同じように今後便乗してくるでしょう。

少しでも押せば必ず折れる岸田&林コンビ
ということを示したわけでもあるのですから。

中略

仮に戦争を起こすとすればそうした原因を作るのは
岸田&林コンビのような、
民主党政権のような、
特に野田佳彦みたいな政治家であると言っていいでしょう。

相手の機嫌を取るために日本がちょっと国益を損なえばいいだけだ。
どうせ国益を損なったって俺が被害を受けるわけじゃない。

宏池会というのはなにをするにも他人事のお公家様派閥なので
我が国日本の名誉がおとしめられようと気にしないのですよね。
相手のご機嫌が取れれば。

少なくとも岸田総理が自慢する宏池会の総理である宮澤喜一はそうでした。
そして岸田文雄も今のところ全く同じです。

岸田総理は宮澤喜一や大平などの宏池会の外交を受け継ぐ、新時代リアリズム外交だ!
なんて言っていましたが、その宮澤喜一の外交は
この30年ほどの政治の中では民主党政権に並ぶ最低の外交だったと言っていいでしょう。
河野談話や天皇訪中で中共を助けた事などによって
のちの禍根を作った事を考えたら最悪と言えます。

戦争というのはたいてい外交が行き詰まった末に起きるものです。
戦争というのは外交の最終手段なのです。

||||| ここまで引用 ||||||||||||||||||||||||



ポスト安倍候補として水間政憲が、動画にて林芳正議員の名を出したことをふと思い出した。
水間政憲の見立ては正しかったのか。

話は変わるが、10年前の教科書検定結果に関する、政権側から文科省に対し追及の動きがあった。


教科書調査官の問題(2012年時点)
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=932

安倍元首相が文科省を叱責 慰安婦強制連行説の教科書記述
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=931



今現在、教科書検定一発不合格されたため、政府批判し、訴訟に持ち込んでいる団体は、この時点でどう動いたのか。

知る限り動きはなかったように思う。

2012年時点で政権側の動きに呼応、教科書検定についての要望書を提出、その後の文科省が提示した各種パブリックコメントについて組織を挙げて参加していれば、検定一発不合格の事態となったのであろうか。

政権側が援護を求めている時に黙殺、自分たちが困った立場に置かれて初めて政権批判、何かチグハグである。

とかくお公家様は、目先面倒臭いことを避け先送りとし、何よりも自分の体面、メンツを重んじる傾向がある。

目先泥を被り下請けレベルの作業を徹底して嫌い、後に自分が似たような場面に立たされて初めて政府が悪い、行政機関が悪いと罵って、何か解決するのであろうか。

講演会で総論レベルの自説(内容的に陳情書レベルの各論がまったくない)を開陳しただけで仕事をした気になっているお公家様たちに対し、動員命令を出したい気分である。

以上

この記事へのコメント

人気記事