安倍派の足を引っ張ることしか眼中にない? 

佐渡金山世界遺産登録の件、安倍元首相、安倍派番頭格の高鳥議員が推進派議員となっている。
これに対し、韓国政府は、軍艦島に続き、佐渡金山についても妨害する動きを見せている。目的は何か?一見日本政府からの金を要求することにあるように見えるが、それだけか。日本の世界遺産登録件数が増えることで、自国の観光収入が減ることに危機感を持っているのではないか。
歴史を捏造し、事実でないことばかり歴史教科書に載っている韓国に、まともな世界遺産など存在する、、、
かつて成田空港建設で一大騒動となった時期の直後、韓国の空港が国際的なハブ空港として突如出現したことがあった。今になって振り返ると、韓国は、数十年前から、国策として日本の富、観光収入など、横取りしたくて仕方がない国家であるようだ。

さて、先日の高市政調会長の世界遺産登録に関する国会発言、深読みしていくと、「近い将来、ユネスコ委員に韓国、中国が立候補するという流れ」は、外務省内部の共通認識の可能性が高い。高市政調会長一人の認識とは思えない。林外務大臣は、そういうユネスコ事情を知っていて、(安倍派が推進しようとしている)佐渡金山の世界遺産登録を意図的に先送りしようとしているのではないか。


高市早苗「来年以降困難!佐渡金山!韓国が世界遺産委員国に立候補の可能性大!次は中国」・林に喝!
http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-8528.html

佐渡金山の世界遺産推薦見送り問題 高市氏が林外相を追及!「国家の名誉に関わる。年度内にすべきだ」「韓国への外交的配慮あるのか」
https://www.zakzak.co.jp/article/20220125-3B75KFBIFBI77A7LYPFGJI6VWY/


林外務大臣には安倍派の足を引っ張りりたい決定的理由がある。自身が総裁になるには安倍晋三が邪魔なのだ。
山口県での後援会に係わる書類送検事案があった。

山口県副知事ら書類送検 林芳正氏の後援会に職員を勧誘した疑い
https://www.asahi.com/articles/ASPDR3JF2PDRTIPE001.html


林芳正は、この件での処理を恨み、安倍晋三に仕返しがしたくて仕方ないのではないか。

岸田首相はどうか。外務大臣職が長かったにしては外交オンチな雰囲気がある。その岸田首相のも、安倍晋三に仕返ししたい動機があるようだ。

▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

https://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/296c6e3498324ecb19883df74c70c99b

岸田さんは同期当選の安倍元首相が高市早苗候補を応援したことを恨んでおり、岸田さんは安倍さんのはしごを外しつつ、岸田さんと同じ派閥で年少の林芳正さんと山口県内でつぶし合うことを期待しています。また、東京都内の選挙区では、最側近の木原誠二官房長官のほか井上信治前大臣らは都内国替えで当選しており、東京30区新設は、自民党公認・公明党推薦に有利に働くと考えられます。

△△△ 引用終了 △△△

つまり、岸田首相、林外務大臣とも、安倍晋三が手がける案件は、安倍派の手柄(安倍派の利権?)となるため、何としても阻止したい気持ちになっているのではないか。

すなわち、(中韓に対する、国益よりも)国内の政敵を潰す方に関心が向かっている点で、内向き発想の政治家ということになる。

ふと、ある本の一節を思い出した。

▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

「日本を操る隠された支配構造」(丸谷元人)

そういえばキッシンジャーも知日です。
日本は部族的な根性、視野しか持っていないと言われます。
残念ながらわれわれは、異論のある方もあるかもしれませんが、私はそうかもしれません。
だってこういうものの社会というのは、特に戦後の日本は、物事の背景は全然見えていなかったわけです。

△△△ 引用終了 △△△

高市政調会長が指摘する、ユネスコ人事の予想について外務省で共有されているとすれば、林外務大臣の発想は部族的ということになる。

部族的な発想、すなわち(戦後レジーム処理よりも優先して)内向き発想で外交課題を処理する政治家は、日本に必要なのかということになる。

高市政調会長から国会審議の場で業務指導的なスタンスでけしかけられているようでは、先が思いやられる。
本人はのらりくらりやるともりなのだろうが、意図が丸見えである。二度と閣僚として処遇すべきではない。総裁選立候補はもっての他。

こういう政敵の足を引っ張ることしか考えない、林外相は早く更迭いただきたいのである。それが岸田政権支持の条件となる。

以上

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