私大補助金 本当に必要なのか?

不祥事発生を受けて日大への補助金が全額不交付(例年90億円規模、日大予算額は2700億)となった。日大の場合、大学予算の3~4%分、補助金を受けている。

その日大の学生数は大体7万人。学生一人当たり13万円税金交付していることになる。

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日本一学生数が多い大学は?生徒数ランキング
https://school-navi.org/university/student-ranking/

https://news.yahoo.co.jp/articles/16cede99cb75cf6aed25457e0097754e64472aa4

日大の令和2年度の私学助成金は早稲田大に次いで全国で2番目に多い約90億円。日大の3年度予算は2657億円と一流企業並みだが、日大理事長を兼ねる加藤直人学長は昨年12月の記者会見で「財政面が厳しくなることが予想される。授業料を値上げすることのないよう最大限努力する」と述べている。

私学助成金は、毎年度12月と3月の2回、各私大に交付され、各私大の助成金額を検討する運営審議会も毎年度、交付に先立ち2回開かれている。事業団は国庫補助金の交付を受けて、全国の私大に毎年度、計3千億円程度の補助金を分配。交付額は各大学の学生数や教員数などから算出するため、その大学の規模にほぼ合致する。

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一方、私大において定員割れが長期間顕在化している。定員割れは広範囲かつ長期間続いている。定員80%未満の大学数の数字に着目したい。

あれだけ外国人留学生を受け入れて、これだけの定員割れが起きている。外国人留学生受入拡大は、私大の定員割れ対策として機能している面がある。

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大学定員割れ

【大学受験】定員割れ私大46.4%に上昇…河合塾が解説
https://resemom.jp/article/2021/10/01/63778.html#:~:text= 定員割れ大学の割合は、2017年度から下降を続けていたが、2021年度は46.4%まで上昇した。,河合塾は、前年度までの定員割れ大学の減少について「定員超過のペナルティが厳格されたことで、都市部の大規模大を中心に定員超過が是正されたためで、その結果、他大学の入学者が増えていた」と指摘。 2021年度は志願者の減少幅が大きかったため、入学者の確保ができなかった大学が増えたものとみている。
私大定員割れ.jpg

外国人留学生の数の推移
https://education-career.jp/magazine/data-report/2019/numbers-foreign-student/
外国人留学生の推移.jpg

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民間企業発想で定員割れをどう扱うべきか考えたい。

私大統廃合し、最終的に学校数を450~500校に削減(現状よりも20%程度削減)することにより、統合できた私大について(20%前後)運営予算の効率化可能ではないか。すなわち、政府主導で私大統廃合を実施することで、私大への税金補助金分は軽く削減できるのではないか。

当然のことながら、文科省職員の私大への天下りも根絶させることになるはずである。

以上

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