個人の陳情 どういう場合効果的か

ブログ活動だけでは物足りなく、2~3年前から陳情活動することを始めた。

提出先は、大臣、副大臣、自治体首長、地元企業、保守系団体など多岐にわたる。やむにやまれぬ気持ちから最高裁に提出したこともある。


どういう反応があったか。

陳情書提出に際し、議員事務所から少し時間はかかるが、待っていただけるかと聞かれたことがあった。その案件は、半年後に変化があった。

大臣事務所に提出した、別の案件の場合は、その大臣辞任後に政府として継続的取組を想定した現地対応予算がついた。これには、現地の関係者が驚いた。今まで継続的な予算支出がなかったからである。

支持する議員に意見提出したところ、返事を頂戴したこともあった。これについては、後日、国会対応を準備しているものと解釈している。

自治体首長に提出した事案については、後日、ネット情報で私のアイデアに賛同していることを知った。

何かにつけてマスコミが叩きまくっている企業に対しては、こういう企業広報手法がある、こうやれば設備事故に対する社会の評価が変わると提言、礼状を頂戴したこともあった。


従って、陳情する行為についてまったく効果が期待できない訳ではない。まとめサイトコメントやツイッターあたりで吠えるよりは政治活動として有意義と思っている。


ここで、陳情書とはどういう場合効果的(有効)なのか整理しておきたい

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陳情書提出が効果的なケース

①新人候補、初めて大臣になられた方の場合、新風を吹き込もうと意気込むので(説得力ある)陳情行為は受け入れられ易い状況にある

②その主張をすることによって候補者自身に、選挙戦が有利に運ぶなどのメリットある要望であること(特に新人候補の場合)

③選挙区の多くの有権者と共有化しやすい案件、要望であること(文章化しにくい案件とみられていたものを文章化したものはさらに効果的)

④話を聞いていただけそうな議員を選ぶこと(やる気なさそうな議員は論外)

⑤客観データに基づき、理由等を明記した論理的な文章であること(読んだ人が同じ立場、境遇となった場合、同じ判断をすることになる書きぶりであること。官界向けには理由の記述は必須。)

⑥できれば美しい日本語であること

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ともすれば、自分の不満、あるべき論ばかり述べたくなるものであるが、最近は相手(提出先、議員)が置かれた政治的立場、状況への配慮が重要と思うようになった。

ただ、読まれる議員の立場を考慮すると、最終的には、⑤、⑥の要件が整っていないと実現は難しいように思う。官界での稟議決裁を考慮しない、「理由を明記しない、〇〇は〇〇であるべきだ。変更理由は提出先の省庁で考えるべきだ」みたいな論調では、「丸投げで要望書提出」しているのと同じである。官界に方針変更を求める内容なら、理由付記は必須と思う。

要するに、意思決定を促すのに必要な論理が埋め込まれ(稟議決裁を想定)、文章的に整っている必要がある。


提出方法は、いろいろ試した。

・議員事務所に出向いて提出(アポイントが必要)
・議員事務所にFAXで提出(電話にて趣旨について連絡)
・議員事務所に郵送で提出(前もって提出予定であることを予告)
・議員事務所にメールで提出

出向いて提出するのが一番いいやり方と思うが、議員事務所から郵送で構わないと言われたこともあった。
ただ、郵送は、封書の手配、宛名書き等、少々疲れる。普段から手書きで書く習慣を続ける必要を痛感する次第である。


以上

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