第二次大戦並のことが再発するという危機感が結束を急がせた可能性がある。その他の要因として、プーチンと対立するユダヤ・フリーメーソンネットワークが機能したかもしれない。
実はアメリカ独立戦争時代、イギリスと戦ったアメリカ陣営に、に似たようなことが起きている。
フリーメーソンが結束してイギリスと戦ったアメリカ独立戦争
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1384
「死の商人」が暗躍したアメリカ独立戦争
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1385
西側世界においてはウクライナ支持一色の状況にあるものの、国内的には親ロ派の政治家が暗躍していることを中川八洋は暴露した。
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https://nakagawayatsuhiro.com/?p=2205
日本の若者の義勇軍希望を潰した林芳正・外相とは、道徳なき悪魔のKGBロスケ
ウクライナは、2月27日、“国際外国人部隊”制度(=義勇軍)を創設した。後述するように、チェチェン人、グルジア人、アメリカ人その他、自己犠牲を厭わぬ美徳ある勇者たちが、既に陸続と入国しつつある。これに連動して、在京ウクライナ大使館も同日、twitter で日本人青年に義勇軍への参加を呼び掛けた。この呼び掛けを、私は「対露ウクライナ防衛もさることながら、人倫の道を忘却した日本人に倫理道徳を回復させる重大なワクチン投与」とも見做し歓迎した。この意味で、ウクライナ大使館のこの呼びかけに深く感謝したい。
なお、私がブログで、「日本は三千人一ヶ連隊規模の義勇軍を創り、(日章旗は使えないので)軍旗としての旭日旗とウクライナ国旗を掲げてポーランド経由でウクライナに派遣すべきだ」と提唱したのは2月11日だった。この二週間後(2月27日)、在京ウクライナ大使館が義勇軍募集を始めたことは、私の提唱への側面応援となった。よって私は、この日、これで防衛省・自衛隊が間接的に行う、その外郭団体=民間団体を通じての中川案の義勇軍づくりは、し易くなったと喜んだ。
ところが、このウクライナ大使館の義勇兵募集に対し、直ちに横やりを入れ、徹底的に潰したプーチン崇拝の極左ロスケがいた。反・道徳/反・正義を信条とする赤色コミュニスト林芳正外務大臣である。ウクライナへの志願兵潰しに妄執する林芳正の悪魔の詭弁とは、次。
「在日ウクライナ大使館がそうした(義勇兵の)呼びかけをしていることは承知しているが、目的のいかんを問わず、同国への渡航はやめていただきたい」(『毎日新聞』3月1日19時13分)。
林芳正と言えば、多くの日本人は、“中共の犬”と軽蔑し危険視している。しかし、林芳正は、中国共産党からおそらく既に20億円ほどを袖の下に入れ、総理の座を狙っているだけではない。ロシア利権にも相当に手を出し、しこたま金を貯め込んでいる。田中角栄タイプのダーティーな男である。
2月17日に高市早苗・政調会長が怒ったように、国際世論や世界主要国の対ロ動向に逆らった林芳正の常軌を逸したロシア利権漁りは、ロシアの対ウクライナ侵略が目前に迫る2月15日、ロシアの貿易促進大臣(実際は、KGB第一総局のKGB少将)と、日ロ間の経済貿易協力に関する協議を行ったことで、明らかだろう。林芳正は、G7との間で日本政府が対ロ経済制裁を協議している最中、在日ロシア大使館を経由した(プーチンからの)高額の献金を懐に、岸田内閣の対ロ経済制裁を潰すべく、強引にこの協議を強行した。尚、林の相手側は、KGB第一総局に所属する「レシェトニコク経済発展大臣」。この日ロ協議の名称は、日本人の誰も知らない「貿易経済に関する日ロ政府間委員会」。
これより前、ウクライナの北部/東部/南部の国境に、総兵力約20万人が包囲していつでもウクライナに侵攻する態勢にある1月29日、対ロ売国奴の同志で凶悪なKGBロスケ鈴木貴子と組んで、林芳正はとんでもない対露ベタベタ会合を開催した。それが、日本の有識者の間で、鈴木貴子と林芳正コンビに対する大ブーイングを起こした、「日ロ地域・姉妹都市交流年」開会式である。この開会式には、北海道のゴリゴリ共産党員知事・鈴木直道も参列した。鈴木直道は、東京都庁職員のまま法政大学夜間部に通い、この時、共産党に入党した。こんな事実と情報ぐらい、北海道民は知っておくべきだろう。
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林芳正の動きについての中川八洋説を裏付ける情報が他にある。(ウクライナ侵攻の最中に北方領土返還交渉など本来すべきではないが)領土返還交渉再開しようとした動きがあったそうだ。外務省はロシアからのトリッキーな話にウッカリ乗ったか、ロシア利権欲しさに外務大臣、副大臣が飛びついた可能性がある。
日本は、外交の正念場となるというときに、世界中の指導者たちは「岸田ショック」と呼んでいるほど、岸田総理に失望している。しかもここへきて、北方領土返還の話が持ち上がっているという。
https://blog.kuruten.jp/itagakieiken/470409
従って、日露の外交関係は、ロシアペースの状態のようだ。
一方、(西側マスコミは総じてロシアの敗北を予想している中)ロシアは負けていない、意外に手強いとする分析がある。
優勢なロシア、行き詰まる米欧、多極化する世界
https://tanakanews.com/220309russia.htm
ロシアは意外と負けてない(2)
https://tanakanews.com/220304russia.htm
これに対し、ロシア中央銀行の資産は凍結された結果、資金的にデフォルト目前?との報道がある。日銀もこの措置に同調したとされる。この措置によって、ドル調達がさらに難しくなり、通貨としてのルーブルの価値は加速的に下がりそうだ。そこで、自国通貨をルーブルから人民元に変更するという奇手をプーチンは採用するとの情報がある。しかし、西側諸国は口実を見つけ、人民元をターゲットとするなど、制裁対象拡大することが予想される。
かつて、戦前の日本がアメリカから喰らったようなエンドレス状態の制裁は続く可能性が予見されるのである。(戦争したくてウズウズしている)DSの最終目的は何か。ロシアに最初の一発をNATO加盟国に撃たせることで、、、
米、ロシア中央銀行の資産を凍結 ドル調達が極めて困難に
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/e7-b1-b3-e3-80-81-e3-83-ad-e3-82-b7-e3-82-a2-e4-b8-ad-e5-a4-ae-e9-8a-80-e8-a1-8c-e3-81-ae-e8-b3-87-e7-94-a3-e3-82-92-e5-87-8d-e7-b5-90-e3-83-89-e3-83-ab-e8-aa-bf-e9-81-94-e3-81-8c-e6-a5-b5-e3-82-81-e3-81-a6-e5-9b-b0-e9-9b-a3-e3-81-ab/ar-AAUq1lK
実は、ロシア中銀資産を大量に保管する日銀が踏み切った取引禁止措置の奥の手
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69069
ロシア 自国通貨をルーブルから人民元に変更か 中国との「新東側経済圏」プラン
http://blog.livedoor.jp/news_aru/archives/59097564.html
加えて、ロシア国民にて動揺が拡がっているとする情報もある。ダメ押し情報として、キエフを目指すロシア軍部隊の攻撃は手ぬるいとする分析もある。
【プ支持率70%↑】だがロシアから出国増加 国際列車は満席、国境は車列…
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-72605.html
ウクライナ情勢:BBC「5つのシナリオ」が白眉
http://fogofwar.blog.fc2.com/blog-entry-205.html
これらの情勢分析を総合すると、ウクライナとロシア、軍事的かつ政治的にどちらが不利な状況なのか。(DSに支配された)西側報道を読む限りプーチンは不利な立場に追い詰められているとの情報だらけである。
本当にそのとおりなのか?
仮に、西側諸国が団結できたにしても、西側の中枢に、どういう形で最終処理を目指すのか、大義を掲げる西側のリーダー的存在(シナリオライター)がいなければどうにもならない。バイデンは、アフガニスタン撤退で失敗し信用失墜状態。ドイツはロシアにエネルギー依存しており、対ロシア強硬策を選択できない。従って、アメリカ、ドイツは論外。フランスのマクロンは、国内的に不人気、交渉相手として実行力と実力がないためか、プーチンに対し何度も接触を試みているがその後の進展がない。
トルコは実力的に未知数であるが、イスラエルとの会談が実施されたことは興味深い。ウクライナ危機に際し、一定の役割を期待されている可能性がありそうだ。
「庶民軽視」でマクロン大統領の人気低迷、極右政党に勢い フランス大統領選まで1年
https://www.tokyo-np.co.jp/article/102165
イスラエル大統領がトルコ訪問 15年ぶり、関係改善を象徴
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030900749&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
プーチンは誰も得をしない戦略を選択した場合はどうか。
西側諸国の経済制裁は、ひょっとすると、韓国が日本に対してやったような自国の損失が拡大するタイプの自己満足的な経済制裁だった可能性はないとは言えない。だとすれば、プーチンに誰も得をしない戦略を止めさせるのは難しい。誰も得をしない戦略を選択した時点で、プーチンペースで事態が進展するのは避けられない気がする。
一例として、ウクライナの焦土化を挙げたい。
西側がロシア制裁強化すればするほど、(皮肉なことに、ウクライナの指導者が徹底抗戦を叫べば叫ぶほど)ウクライナとロシアの戦闘が激化し長期化すればするほど、ウクライナの焦土化は確実に進む。
侵攻の目的の一つに、ロシアの敵国と化したウクライナの焦土化が含まれている?のではないか。
すなわち、プーチンが選んだかもしれない誰も得をしない戦略で最も損失を被るのはウクライナとなる。
長期的かつ軍事的かつ国際政治的に、確かにプーチンは不利かもしれない。が、ロシア領土内で核兵器を使うことは(自衛上)問題ないとすれば(日本の核兵器レンタルも同様の発想)、西側諸国がロシアに攻め込むことは難しい。結局、プーチンペースで事が進むことを西側は止めることができず、ロシアの北朝鮮化が最終的に進むだけのことである。北朝鮮は国家崩壊すると言われて久しいが、国家として延命し続けている、、、
結局、プーチンが認め納得する西側の仲介者が出現しない限り、停戦は実現せず、仮に停戦できたとしても停戦は続かないのではないか。
ウクライナ侵攻に落とし所はあるか――ロシアに撤退を促せる条件とは
https://blogos.com/article/579198/
要するに、仮に、西側が団結できたにせよ、誰も得をしない戦略を選択した可能性があるプーチンに対し翻意を促すには、西側陣営において、ウクライナだけでなくロシアを含め、出口戦略を見据えたシナリオが見いだせるかどうかにかかっていると考えるのである。
以上