陰謀論が陰謀論でなくなる日

瀬戸弘幸は、「DS」という言葉を使う言論活動については陰謀論の領域の話として扱いたいようだ。

親露同調者の今後に注目
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53418996.html


とりあえずの見解として三つ述べたい。

①DSの存在を公言した政治家発言は陰謀論に含まれないのではないか
②前回アメリカ大統領選挙にて起きた、未曽有の規模の選挙不正は、記録されるべき歴史的事実ではないのか
③学術的見地に立って調査分析した文献まで、他愛のない陰謀論の次元で扱うべきではない


①については、以下を参照いただきたい。仮に陰謀論が事実でないとしても、「DSの存在を指摘した歴史上の人物」の発言は歴史の一部分として扱われるべきと思う。

デイープ・ステートの存在を指摘した歴史上の人物
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1277

デイープ・ステートと闘うことを公言した最初の政治家はトランプである
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1279


②については、日本語サイトでは「Total News World」などのまとめサイトで情報配信されてきた経緯がある。少なくとも不正はゼロとは言い切れないし、陰謀論の次元で片づけることではない。

http://totalnewsjp.com/


③に関して、読んだ本の中で、主観となるが、ユダヤ史に関することで読む価値ありそうな本のリストを以下に示す。

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〇 ユダヤ人とローマ帝国 大澤武男
〇 インド・ユダヤ人の光と闇 ザビエルと異端審判・離散とカースト  徳永恂、小岸昭
〇 英国ユダヤ人の歴史 佐藤唯行
〇 アメリカのユダヤ人迫害史 佐藤唯行
〇 アメリカのユダヤ人社会 丸山直起
〇 ホロコースト産業 ノーマン・G・フィンケルスタイン

□ 世界を操る支配者の正体 馬淵睦夫
□ ビルダーバーグ倶楽部-世界を支配する陰のグローバル政府 ダニエル・エスチューリン
□ タヴィストック洗脳研究所 ジョン・コールマン
□ ロスチャイルド家 世界を動かした金融王国 中木康夫

△ ユダヤ人とは誰か 第十三士族・カザール王国の謎  アーサー・ケストラー
△ ヘンリー・フォードの警告 国際ユダヤ人 ヘンリー・フォード
△ ユダヤは日本に何をしたか 我が愛する子や孫に語り継ぎたい 渡部悌治
△ 壊される日本 「心」の文明の危機 馬野周二
△ ミカドの国を愛した超スパイ ベラスコ 今世紀最大の生証人が歴史の常識を覆す 高橋五郎
△ 山本五十六は生きていた ヤコブ モルガン
△ 日本人に謝りたい―あるユダヤ人の懴悔 モルデカイ・モーゼ
△ ロスチャイルドの密謀 ジョン・コールマン
△ 石の扉 フリーメーソンで読み解く世界 加治将一

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ここで、〇、□、△と分類した定義をしておきたい。

〇:陰謀論ではなく歴史書として扱うべき本
□:歴史書と陰謀論、両方の性格を有する本
△:現時点では陰謀論の内容と区分するのが妥当な本


歴史家の立場、視点から書かれた本、文献まで陰謀論であるとする必要も理由もないように思う。
テーマや研究対象を絞り、歴史学的手法を踏襲しつつ書かれた本、文献であれば、陰謀論ではなく歴史書として扱うのが妥当である。従って、徐々に徐々にであるが、正義の政治家による告発、良書、良質な文献などにより、陰謀論扱いとされるべき領域は狭まりつつあるとみるのである。

以上

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