ホームレスの人たちの知られざる特性

いつもいつもお堅い政治テーマ設定なので、今回はいつもと趣向を変え、社会的にあまり知られていない、ホームレスがどういう生活実態の人たちなのか、情報整理してみた。



本題に入りたい。

夏山登山した山域にて、ホームレスっぽい登山者を見かけることがある。
異常に日焼けした顔、衣服は上下ともジャージ、日帰り登山にしては大き目(50L)のザック、登山に不必要な物(傘、サンダルなど)を携行しているため、通常生活者と異なることは一目でわかる。ホームレス登山者の遭難騒ぎもあった。

一般的には、ホームレスの生活者については、「家賃支払いがない分、好きなことをして、誰にも迷惑を掛けず、好きな生活を出来る」ことに生活の意義を見出しているとされる。全員の方が本当かどうかは潜入調査したことがないため、確かめようがない。


【裏の世界すぎる。。。】ホームレスの知られざる生活を徹底的に洗い出しました!
https://cherish-media.jp/posts/12107


平沢勝栄が書いた『警察官僚が見た「日本の警察」』にて、ホームレスの人たちのライフスタイルがどのようなものか、まとめた情報がある。参考となりそうなので転載させていただく。

▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

治安悪化をもたらす四つの要因

治安が悪くなる要因は、「国際化」「失業」「銃器」「薬物」の四つだと、外国ではよくいわれてきた。日本でもこの十数年で外国人がたくさん入ってきて、失業者もふえ、覚醒剤や銃器が巷に氾濫してきた。四つの要員がすべてそろってしまったのだから、治安が悪くなるのは当然のことだ。

中略

ホームレスという人々

治安の観点からいえば、不法滞在の外国人同様、ホームレスもまた、やっかいな存在といえる。
私が防犯部長のときに、ホームレスの実態を調査したことがあった。深夜の十二時を期して、新宿、山谷、上野で、地下道から一斉に調べた。一斉にやらないと、次から次に移動してしまうので人数がわからなくなってしまうからだ。

身元を調べるために、相手が納得した場合だけなのだが、顔写真を撮ったりしたので、一時、新聞に叩かれたこともあった。警察としては、その人に何かあったとき身元の照会のしようがないからやったのだが、新聞はまたいつもの「人権」を、いつもの引き出しから取り出したわけである。
結局そんなことをしても意味はなかった、亡くなった場合には、家族にそれぞれ連絡をとったのだが、引き取りにくる人はほとんどいなかった。交通事故で死んだ人の場合だけは連絡するとすぐに飛んできたが……。
家出人として創作願いが出ていたホームレスは、家族に連絡して引き取ってもらうが、そういう人は、また戻ってきてしまうケースが多い。
ホームレスを入れる施設を造ったりもしているが、あまり意味がない。施設に入れても、すぐに出てきてしまうケースが多いのだ。誰にも拘束されないホームレスの生活が好きな人たちが多いからである。

△△△ 引用終了 △△△


要約するとこうなる。

・対面調査する場合は、新宿、山谷、上野で、地下道等一斉調査する必要がある(一斉にやらないと、次から次に移動してしまうので人数がわからなくなってしまう)
・身元不明者の行倒れとなった場合の対応等、顔写真撮影を要請する場合があるが、マスコミに邪魔されうまくいかない
・ホームレス死亡者の遺体を引き取りにくる人はほとんどいない。交通事故死の場合だけは連絡するとすぐに飛んできたそうだ。(慰謝料目当て?)
・捜索願いが出ていたホームレスは、家族に連絡して引き取ってもらっても、またホームレスに戻ってしまうケースが多い。
・ホームレスのための施設を造ったりしてもあまり意味がない。施設に入れても、すぐに出てきてしまうケースが多い。

目先、不法滞在の外国人、外国人の違法労働、外国人留学生犯罪のことばかり政治的に問題視されるが、有事、重大災害発生時等、日本人であるホームレスに救いの手を伸べる手立ては残しておきたいと考え、情報共有化目的で出稿したことご理解賜りたい。

以上

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