参議院選挙 新政党の見分け方

今度の参議院選挙にて、岸田政権に愛想を尽かし、保守系の新政党に投票を検討されていらっしゃる方が多数おられることと思う。


私の立ち位置について説明しておきたい。自民党であれば高市早苗支持、鈴木信行率いる日本国民党支持である。
この二人については政治家として共通点がある。


これ以外の政党を選ぶとなると、判断基準としての根拠が必要となる。(と考える)

難しく考える必要はない。

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政党の見分け方

(政策面)
・実現したい政策が明確か
・公約、政策目標が実現することを前提としているか
・有名人を動員し、注目を浴びようとしている点はないか

(日常活動)
・法律を読み、調べて活動したか
・行政文書を読み、調べて活動したか
・日々スキルアップしているか

(政治活動)
・議会でしかるべく活動したか
・提言したか
・陳情行為を行ったか
・パブリックコメント等に参加したか(呼びかけたか)

(不祥事等)
・過去において内輪もめはなかったか
・過去において関係者によるチョロマカシ、偽善行為等はなかったか

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たったこれだけのことだが、スキル不足なのか、やったふりをしているだけなのか、達成されていない政党(と称する政党)が存在する。


3年前の選挙では、統一地方選挙を含め、N国が躍進した。躍進できた理由は、他の新政党よりも比較的上記基準を満たしているように見えたからである。しかし、選挙後、せっかく得た1議席をぞんざいに扱い、(敗訴前提での?)濫訴を続け、国会においてNHK問題についてこれと言った追及等、実績がない状況にある。内輪もめも起きた。

期待して投票した方はがっかりしたはずだ。たった1議席であっても質問主意書という手段により、NHKをてんてこ舞いさせることができたはずである。今回は得票数激減するような気がする。

基本中の基本は、日々法律や行政文書を読みつつ、提言し、陳情し、パブリックコメント参加することなどにより得たノウハウを、議会活動にて行使することないか。
たとえ愛国保守的候補者に見えたとしても、国会議員となることでより多忙となるのは確実なため、議員になる前に実績がない候補者の場合、さしたる前進がないと考えるべきだ。

岸田首相が「首相になることが政治家としてのゴールである」(ように見える)のと同様、「国会議員になることが政治家としてのゴールとなるような候補者」に投票すべきではないのである。

以上

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