ロシアは戦争に弱かった? 

ウクライナとの戦闘で、ロシア軍の戦死者が激増しているとの情報がある。そこで、ロシア軍は、歴史的にみて過去の戦争でどのような戦いぶりだったのか。戦死者数から分析したい。


ロシア軍、4分の1が戦闘不能状態 29個大隊戦術郡が壊滅 米メディア
https://hosyusokuhou.jp/archives/48923971.html

ロシア軍の死傷者・捕虜は3~4万人か 侵攻1カ月 NATO推計
https://mainichi.jp/articles/20220324/k00/00m/030/039000c



■第一次・第二次世界大戦、ベトナム戦争の結果からわかること

第一次大戦、第二次大戦の結果から三つの傾向がある。

・戦勝国の戦死者数が敗戦国の戦死者数よりも多い
・ソ連の戦死者が突出して多い
・アメリカ軍の戦死者数は敵の戦死者数の20分の1以下


▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

・第一次大戦

https://www.hns.gr.jp/sacred_place/material/reference/03.pdf

連合国側  軍人戦死者数
ロシア 170 万人
フランス 135 万 8000 人
イギリス 90 万 8000 人
イタリア 65 万人
アメリカ 11 万 7000 人

同盟国側  軍人戦死者数
ドイツ 177 万 4000 人
オーストリア=ハンガリー 120 万人
トルコ 32 万 5000 人


・第二次大戦

https://www.hns.gr.jp/sacred_place/material/reference/03.pdf

連合国側 軍人戦死者数

ソ連 1360 万人
中国 350 万人
ポーランド 12 万人
ユーゴスラビア 50 万人
フランス 20 万人
イギリス 14 万人
アメリカ 29 万人

枢軸国側 軍人戦死者数

日本 230 万人
ドイツ 422 万人
オーストリア 25 万人
イタリア 30 万人


・ベトナム戦争

https://www.hns.gr.jp/sacred_place/material/reference/03.pdf

南ベトナム側 軍人戦死者数 29万人
北ベトナム側 軍人戦死者数 117万人

https://americancenterjapan.com/aboutusa/faq/3782/

アメリカ軍 軍人戦死者数 5万人

△△△ 引用終了 △△△


■アフガン戦争との比較

ロシア軍の今回のウクライナ侵攻で、ロシア軍側で先月時点で1万人が死亡、2万人が負傷との情報が出ている。アフガン紛争のケースと比較すると、アフガン紛争以上のペースで損害が出ている。ガダルカナル以上のペースで戦死者が発生しているとする分析がある。
ベトナム戦争でのアメリカ軍戦死者数と比較すると、敵軍死者数比較ベースで、ソ連軍は4倍近い戦死者を出している。

▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E7%B4%9B%E4%BA%89_(1978%E5%B9%B4-1989%E5%B9%B4)

アフガン戦争 死者数 負傷者数
ソ連軍 1.5万人 7.5万人
戦闘員(ムジャーヒディーンや政府関係者) 9万人 9万人

☆ロシア軍の一日当たりの戦死者数 ガダルカナルを遥かに上回る また両軍に助っ人加わる
https://yamatotakeru9999.hatenablog.com/entry/2022/03/23/235200

△△△ 引用終了 △△△


■本稿まとめ

・一般論として、戦勝国の方が敗戦国よりも戦死者数が多い
・敗戦国はこれ以上の損耗を避けるために敗戦を選択するケースがある(第二次大戦でのフランス軍の戦死者数に注目)
・ロシアはソ連時代から、戦時の戦死者数が突出して多い傾向がある
・共産圏の国の軍隊は劣勢下で無理に突撃させられ戦死している可能性が強い
・アフガン紛争と比較すると、ロシア軍の損耗はアフガン紛争の4倍程度に発生している可能性がある
・このまま戦争継続すると、西側の経済制裁もあり、ロシアは国家として破滅しかねず、ウクライナ市民の虐殺・強制移住などの事案はロシア軍がウクライナ各地で苦境に陥っている証左となりうる


これらの分析結果から、(ロシア軍は過去の戦争との比較での)損耗実態から、生き残りのために狂気の選択をしている実態にありそうだ。
西側社会にてプーチンによる核攻撃が囁かれているのは、ロシアが予想以上の苦戦を強いられる中、引続き戦争継続せざるを得なく、核攻撃を起死回生の選択肢として外せないことためとみられる。

補足となるが、戦死者数の少なさなどから、歴史的に軍事的に最強の国はアメリカ。最強の国アメリカを軍事的に手こずらせた国は、敗戦はしたものの日本軍である。戦後GHQが日本弱体化計画を進めたのは、対日戦でのアメリカ軍の戦死者が過半だったことが起因していると考えられる。


対日戦のアメリカ軍の戦死者数
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1391

以上

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