こんなにある? 農業利権

本稿は、近隣の農家、今は地主となっている一族が有する利権に関する憶測記事である。

どんなタイプの利権があるのか、紹介させていただく。


まず、補助金利権。一つの補助金が無くなろうと、代替補助金要請が直ぐに行われる。JAの政治力には脱帽するしかない。

水田関連交付金見直し JA山形、県に他支援策要請
https://www.sankei.com/article/20220530-VF2FOL43F5JJ5NBILO4Z45JVFQ/



■JAヘッジファンド利権

日本最大のヘッジファンドとして、JAバンクが集める80兆の預金を農林中金が運用しているそうだ。有事の円高は、このヘッジファンドの円転換によるものかもしれない。


ウォール街で最も有名な日本のヘッジファンドは農協(農林中金)。一方で小泉進次郎議員の「農林中金不要論」が話題。
https://haitoukinseikatu.com/blog-entry-1063.html



■土地区画整理事業利権

農家の土地を宅地化する際、土地区画整理事業化することが一般的。その際、地主は、土地区画整理事業の一環で住居を移転することが一般的。すなわち、住居をタダで手に入れる?可能性がある。


■転業利権

農地の宅地化に伴い、建機のリース、砂利事業等に転業。近隣の道路工事、区画整理事業用に、砂利や砂を納入するのである。政治家のコネがあると、その地区の工事は独占的に受注可能なようだ。


■架空工事利権

宅地化した一帯の土地に幹線道路が新設される。道路が増えることは転業農家にとって恵の雨みたいなもの。鉄道を跨ぐ道路を新設する、アンダーパス工事などを根拠に、他の複数の地主(農家)の移転工事が実施された。農家の住居なので、一軒当たりの住居面積は50坪前後の豪邸。その後、アンダーパス工事は一向に進まない。
で、その種の工事の旗振り役は自治会。地主連中は示し合わせたように自治会の要職に居座り続けている。
つまり、農家の移転費用を正当化するために、アンダーパス工事が仕組まれた可能性があるということ。


■土地賃貸利権

農家なので、大部分の土地は売り払っても、一番旨味のある土地は決して手放さず、公共施設用地として継続的に賃貸することを目指す。政治家にコネが効くと、自治体は飛びつくようにその土地を活用しようと必死になる。解体工事などで住民に迷惑をかけようと、地主は気に留めるつもりはないようだ。



その地主は、ある時、私に、地主のことを大金持ちだと思っているでしょうが、実際は借金だらけ、、、と語ったことがある。これだけの旨味あることを知れば知るほど、嘘臭い話だと思った。

極めつけは、解体工事での大音響、、、

今だけ、カネだけ、自分だけ、、、さすが、(自民党の有力)政治家にコネが効く地主さんはやること為すことお上手と言いたくなってしまう次第。


以上

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