声かけというスキル

ここで言うスキルとは、後始末型のスキルのことを指す。


愛知県知事リコールで街頭で署名を呼びかけた行為は対象外。
あの署名活動にて高須院長が体調不良の中、署名手続き作業を続けざるを得なかった状況で、街頭で署名を呼びかけた人たちは一斉に雲隠れした。
このような人が選挙で出馬し仮に当選できたとして、政治家は務まるのであろうか。
私は疑問である。


愛知県知事リコール署名偽造事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E7%9F%A5%E7%9C%8C%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%BD%B2%E5%90%8D%E5%81%BD%E9%80%A0%E4%BA%8B%E4%BB%B6

愛知県知事リコール運動で武田邦彦教授「ボランティアが『反政府活動家』にされた」
https://nnjnews.net/?p=1959


私が今、直面している声かけとは、住民運動としての必要性に迫られた、一住民としての「声かけ」である。
「声かけ」することによって、どの程度の住民がその問題に関心を持っているのか、最終的な処理目標、処理方針についてどう思っているのか、確かめるのである。

相手が普通の人なら、話しかけることは躊躇しない。
しかし、誰だって話しかけたくない人が同じ自治会内に数人はいる。

そういう(何かと扱いにくい)人が、住民運動に関心を示し(予想外に)意見表明した場合、どう「声かけ」するのか悩む。細部にとことんこだわるウルサ型ならなおさら厄介だ。


昨今の自治会役員たちは、総じて、IT技術を知らず、使い方を習熟しようとせず、何も言わなければ十年間程度同じことを継続しようとする。自治会年次総会にて、「昨年こうやりましたので今年も同じようにやりました、、、」みたいな発言が相次いでいる。

そういう人たちなので、「声かけ」を極端に嫌がる。
自分たちに自信がないか、そもそも自治会役員を名誉職と思っているので、何もしたくない気持ちが先行しているのかもしれない。

外部環境が変わっているのに、法律や行政文書を読もうとせず、わからないなら行政機関に問い合わせるべきなのに問合せようとせず、個別に住民宅を訪問し意向確認しようとせず、要望・意見が出てもそのことに対する処置について周知しようとせず、処置した結果だけ回覧する事態が続出している。


同じことは、街頭で呼びかけしただけで、高須院長と一緒に後始末しなかった有名言論人たちについても言える。
そんな人が、「自民党は、、、だから〇〇党に、、、」と言ったところで信用する気は起きない。

自民党の「護る会」でさえ、首相に提言書、要望書の類の書類を提出しているではないか!

過去の政治活動での提言書、要望書等陳情活動実績ない新人候補に、政治課題が解決できるのではあろうか。

疑問を呈する、問題提起するくらいのことなら誰でもできるのであり、娯楽レベルの政治活動が多すぎることが、保守ビジネス言論界の問題と言いたいのである。


以上

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