https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/index.html
岸田首相は、演技ができる政治家ではない。どちらかと言うと政界では珍しく正直者である。
岸田首相は、内外の重要政策の後ろ盾、指南役を失って呆然としているようにみえる。
従って、岸田政権を延命化させ、第二次安倍政権と同様、長期政権化するには、安倍元首相並の政治スキル、壮大なビジョンを描け、演技ができる凄腕の政治家が必要となる。
「最大の指南役・安倍」を失った岸田が大焦りで「俺は中曽根を目指す」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%9C%80%E5%A4%A7%E3%81%AE%E6%8C%87%E5%8D%97%E5%BD%B9-%E5%AE%89%E5%80%8D-%E3%82%92%E5%A4%B1%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%B2%B8%E7%94%B0%E3%81%8C%E5%A4%A7%E7%84%A6%E3%82%8A%E3%81%A7-%E4%BF%BA%E3%81%AF%E4%B8%AD%E6%9B%BD%E6%A0%B9%E3%82%92%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%99/ar-AAZXXb3?ocid=msedgntp&cvid=69e71a500b034d4390cf457854145109
安倍元首相の葬儀の弔辞は、麻生元首相が担当した。名弔辞だったことは言うまでもない。
麻生太郎 名言レベルの弔辞
https://jisedainonihon.exblog.jp/32037503/
当然、追悼演説も麻生元首相だろうと予想したが、甘利前幹事長を予定しているとされる。
安倍元首相追悼演説 甘利前幹事長で調整
https://www.sankei.com/article/20220726-SSAAWO5GCFJWHOLCZFBHNE65F4/
これには、政治的に深い理由がある。
甘利前幹事長の最新の国会レポートを一読したい。
国会リポート 第439号
https://amari-akira.com/01_parliament/index.html
無断転載不可とされているので、詳細引用はしないが、非常に重要なことが述べられている。文脈的には、「身を捨てて総理を支える、、、すべての役職を捨てて、、、」が該当する。淡々とした書きぶりの中に、甘利前幹事長の確固たる決意が読み取れる。
安倍元首相亡き後、安倍元首相の盟友と言われた甘利前幹事長が、政界での出世欲、名誉欲すべてを捨て、政治活動すべてを岸田政権のために捧げようとしている、、、
理由は簡単である。そうすることで、安倍元首相の遺志に応えることがご自身の天命と考えたからである。
この国会レポートは、7月20日に甘利議員メルマガで配信されたもの。
すなわち、私が7月20日に気づいたのと同様、多くの自民党関係者が、安倍晋三亡き後、甘利前幹事長が黒子となって政権を支えようとしていることを知り、その気持ちに応えようと、甘利前幹事長を追悼演説者に指名したのではないか。
かつて、安倍元首相が逝去された中川昭一先生の分まで頑張ったと考えると、甘利前幹事長は安倍元首相の分まで頑張ろうと考えて不思議ではない。
甘利前幹事長は、アメリカ主導だったはずのTPPをいつのまにか日本主導のTPPに創り変えた、凄腕の政治家である。甘利議員ならきっとやり遂げるのではないかと期待するのである。
以上