安倍晋三 >> 菅義偉 >> 岸田文雄



先の国葬にて、5人の政治家による追悼の辞があった。

・岸田文雄(葬儀委員長)
・細田博之(衆議院議長)
・尾辻秀久(参議院議長)
・戸倉三郎(最高裁判所長官)
・菅義偉(友人代表)


故安倍晋三国葬儀
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%85%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89%E5%9B%BD%E8%91%AC%E5%84%80

国葬にふさわしい偉大な政治家とそうでない政治家の違いについては、国葬積極反対派でない限り、理解されておられることと思う。

追悼の辞の内容比較から、菅義偉、岸田文雄の政治家として決定的違いがあることもわかった。

Suica割さんのコメントを参照したい。

▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

Commented by suica割 at 2022-09-28 19:18 x

<これに対し、岸田の弔辞は今一つ。
<岸田首相は国葬したくなかったのではないか。可もなく不可もなく、理知的な弔辞だった。

<菅前首相の追悼の辞と比較すると熱意を感じない。気乗りしないことに、岸田は一生懸命にならない性格のようだ。

岸田総理では、理知的な国葬反対派、とくに熱を込めて論を練り上げるタイプには、勝てない。
人を動かすのは、論理と情熱の2つ。
情熱がないから、武器の一つを捨てている。

△△△ 引用終了 △△△

実は、菅前首相と岸田首相の違いは他にもある。政治家としての自主性である。菅前首相には、実現すると決めたら実行する意思があった。岸田首相にはそれがないように見える。何かやることになったので仕方なくやっている、、、みたいなやらされ感が後ろ姿にある。
岸田首相は新しい資本主義を掲げている。しかし、何をどう実現したいのか、いまだにはっきりしない。新しい資本主義について論点整理も十分ではない。経済的には、安倍元首相よりも劣るという評価となる。
感情を表に出さず、一見理知的な雰囲気の人であるが、論理的に強い政治家ではない。菅前首相の場合は、発言した言葉そのまま稟議書にそのまま記入して決裁できるのではないかと思われるほどの「正確な論理性」があった。

次に、安倍晋三と菅前首相を比較したい。菅前首相は、追悼の辞にて、詩的表現を多用しつつ、幸せという言葉を捧げた。安倍首相と菅官房長官の組み合わせで一緒に仕事ができたことがことのほか嬉しかったようだ。菅前首相の心情は追悼の辞を通じて初めて知った。さらに、民主党政権時代の自民党総裁選に何としても安倍晋三を出馬させようと粘りに粘って説得したとのエピソードが紹介された。菅前首相は、官房長官として安倍首相を支え、仕えることで自己実現したのである。

言うまでもなく、菅前首相は、戦術的事項には最強の政治家として知られている。睨まれたら最後、政界でスキル的に叶う人はいない。一度選挙演説を聴いたことがあるが、非常に統計数字に詳しく、よく覚えていた。同様に、法律だけでなく事案の経緯、関係者の名前等も覚えているはずだと思った。

ただ、そんな菅前首相が逆立ちしても安倍晋三にかなわないことが四つある。

政治スキル的には、外交の場での各国首脳との対話力(安倍晋三の場合はやんわりと諭すような論理展開を得意とした)、戦略的なビジョンの提示(国際的な視野を以て文章化すること)を得意とした。

残りの二つについて述べたい。

一つは、「なぜ多くの国民が、数時間待ちを覚悟し、マスコミの反国葬分断報道にもめげず、一般献花に参加したのか」にヒントがある。

多くの国民が安倍政権を通じて得た、(生活、雇用に関する)安心感に対する感謝の気持ちがそうさせたように思う。さらに、戦後政界史上稀にみる長期政権だったことで、国体事案、特に皇位継承、憲法改正の取組みなど、(多くの保守層にとって)政治的に安心できた時代が続いた。民主党政権時代は、そうではなかった。各種日本解体法案法制化準備されていた時代、私は日々不安だった。

もう一つは、それは各国首脳が安倍晋三を世界史レベルで偉大な政治家として評価する決定的理由である。

それは何か。

戦前の本になるが、「皇室と日本精神」(辻善之助)に答えが載っている。

国際的に評価された二人の日本人
https://jisedainonihon.exblog.jp/32332235/


安倍晋三は、第一次政権時代は直球勝負の政治家だった。が、倒閣、野党という苦渋の時代を経験、日々歴史書を読むなど自己研鑽に務めたと聞いている。

その自己研鑽ぶりを周囲が認め、第二次安倍政権が実現したのではないか。

安倍晋三が生前読みかけていたとされる、岩波の山県有朋の本が国葬の日に紹介され、ベストセラー化しそうな状況にあるのは偶然だろうか。

多くの人が、安倍晋三先生から学びたいと思っている証左ではないのか。

安倍晋三先生にはもって本を書いて欲しかった。「新しい国へ 美しい国へ 完全版」もあるが、書き残したことがたくさんあったのではないか。

美しい国へ完全版.jpg

この本についての、この8月にアマゾンの書評に投稿された一文を紹介させていただく。
「ここまで深く広く日本という国と国民のことを考えている政治家が、今果たして何人いるだろうか」

安倍晋三先生は、政治について多くを語ったが、自分のことになるとあまり語らなかったこともあり、安倍晋三先生から、正直もっと学びたかったところである。

以上

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