陳情活動する言論人が少な過ぎる問題

以下のコメントを頂戴した。

▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

Commented by aki at 2022-10-07 21:19

日本侵攻の危機と急がれる改憲をどうか知って下さい
大変恐縮に存じますが、この危機をどうか皆様に知って頂きたいです。

中国のミサイルが初めて日本のEEZに着弾する深刻な危機の中、
敵国が望む改憲阻止の為、中韓と連携し野党メディアが倒閣へ扇動をかける状況にどうか気付いて頂きたいです。(09年は扇動が成功)

メディアが全力で守る野党は北と韓国政府から資金投入されている朝鮮総連、殺人を犯している革マル等、反社勢の献金をバックに要望を政策に反映する程の癒着は触れず、国会で改憲政策妨害一色の裏で、

中朝は核の標準を日本に向け、侵略虐殺の手を拡げながら次は日本の尖閣を狙い侵犯を激化、
ロシアは昨年北海道侵攻予定であった事、今改憲せず攻撃力を持たずの現防衛力では、

多くの日本人を銃殺した韓国の竹島不法占拠、北の日本人拉致、中国の尖閣侵犯にも、9条により日本は国を守る為の手出しが何一つ出来ない事が示しています。

中韓の間接侵略は、野党が法制化を目指す外国人参政権や戸籍廃止への夫婦別姓、日本分断を図る維新の道州制や日本人のみ弾圧対象ヘイトスピーチ法等、多様性と言う"中韓の声反映"に始まっており、

野党の反対によりスパイ防止法が無い日本で、制度の危険性を隠し世論を誘導する現状からも、日本衰退工作は最終段階である事、
日本でウクライナの悲劇を生まぬ為、一人でも多くの方に目覚めて頂きたいと切に思い貼らせて頂きます。
https://pachitou.com/2022/07/23/
長文、大変申し訳ありません。


△△△ 引用終了 △△△

拙ブログ管理人は、月に1回ペースぐらいの頻度で、国会議員、中央省庁等への問合せ、意見提出等を、メール、郵送にて実施している。

かく実行していても、私は覚醒されるべき対象として扱われるべきなのか。違和感を以て読まさせていただき、当該コメントについて、以下に回答した。

▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

拙ブログは、陳情書提出を想定した保守系ブログです。
目覚めることも重要ですが、首相官邸、大臣事務所宛てに、法整備等の陳情書を毎日のように提出する言論人を100人くらい確保する必要があります。
保守のオピニオンリーダー層に対し、個別に陳情書(特に法整備等)提出を呼びかけられてはいかがですか?
akiさんご自身も危機感お持ちなら、大臣宛てに総論ではなく、具体的内容が伴った陳情書提出を検討されてはいかがですか。

△△△ 引用終了 △△△

今、求められているのは、一般人の覚醒以上に、保守オピニオンリーダー層の(提言、陳情等を伴う)行動力ではないのか。


ちなみに、「日本をダメにするリベラルの正体」(山村明義)にて、「保守の弱点」の紹介がある。

▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

保守にも弱点があります。その具体的な点は、

①一般の日本人が何を考えているかが理解できず、自己満足に陥りがち
②戦略を現実に写して実践する能力に乏しい
③思想を実行する戦術面において、左翼やリベラルに劣勢に立たされる
④戦後日本には、実行力と戦略を伴う保守のリーダーが少ない
⑤「日本はこうあるべき」という思い込みが強すぎ、異なる思想の相手がいるときの相対的関係性に弱い。具体的には自らの理想が崩れ、外部から矛盾を突かれると、お互いの批判や内部分裂が始まり、相手の攻撃に耐えられなくなる

だいたいこの五点にあるといっていいでしょう。
とくに③の戦略を現実に実践する能力に乏しい点と、⑤の相対的関係性に弱い、という点は深刻です。
先に述べたように、何しろ「仲間」を背中から撃って来るのですから、これでは生き残りをかけての戦いには適していません。さらに「敵」に対する研究も、おろそかになりがちなため、これまで左翼やリベラルに対し守勢に立たざるをえませんでした。

△△△ 引用終了 △△△


内容から察するに、保守活動上の問題は、保守オピニオンリーダー層に発生していることは明らか。

かくあるべしというビジョン、戦略があっても、緻密な計画書、すなわち理論構築含めた、提言、陳情行為が未熟な状態を克服する必要がある。

逆に言うと、ビジョン、戦略、計画、理論、提言、陳情ない活動は、まったく意味がない活動と評価可能である。

必要なのは、一般人の覚醒であろうか。彼ら一般人は改憲可能議席確保するために投票したはずである。


以上

人気記事