在日米軍が防衛出動に協力しない事態を想定すべき

ウクライナで起きていることで、将来の日本に当てはまることがある。

アメリカは、戦う意志のある国民は支援するが、そうでない国民は平気で見捨てる。幸い、ゼレンスキー大統領は、焦土化しても国家を守り抜く意思がある。そういう状況でもアメリカ軍は出動せず、軍事援助は続けている。

これは、はっきり書くべきことだが、アメリカは戦争が長引くことを望んでいる。
そうすることで、武器や石油の販売拡大になるほか、ロシアが疲弊することを狙っている。軍事的には短期決戦で確実に勝利できる情勢にあるが、ロシアに核兵器を使用されても困るので、徐々に徐々にウクライナが優勢になる軍事援助を続けている。

日本においてはどうか。
あれほどの規模の在日米軍基地がありながら、アメリカ軍は米軍基地を狙った攻撃がない限り、防衛出動しない可能性がある。

これは、ウクライナで証明されたことである。

そこで、稀代の策士安倍晋三は考えに考えた。

在日米軍が出撃しない場合に備え、安全保障外交協力に推進、イギリス、フランス、ドイツの軍艦、空母等が日本近海に軍事出動する道を拓き、アメリカ軍以外の軍隊と自衛隊との軍事演習を実現した。
その動きに、オーストラリア、カナダの加わりそうな気配である。

【安倍の遺産】日豪、15年ぶりの新安保宣言締結 新時代キター【対中包囲網】
https://www.honmotakeshi.com/archives/%e3%80%90%e5%ae%89%e5%80%8d%e3%81%ae%e9%81%ba%e7%94%a3%e3%80%91%e6%97%a5%e8%b1%aa%e3%80%8115%e5%b9%b4%e3%81%b6%e3%82%8a%e3%81%ae%e6%96%b0%e5%ae%89%e4%bf%9d%e5%ae%a3%e8%a8%80%e7%b7%a0%e7%b5%90%e3%80%80.html

カナダ外相「インド太平洋、最優先に」 日本と連携加速
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODB122P60S2A011C2000000/

日カナダ外相会談 機密情報を相互提供する協定締結へ交渉開始
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E6%97%A5%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%80%E5%A4%96%E7%9B%B8%E4%BC%9A%E8%AB%87-%E6%A9%9F%E5%AF%86%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%82%92%E7%9B%B8%E4%BA%92%E6%8F%90%E4%BE%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E5%8D%94%E5%AE%9A%E7%B7%A0%E7%B5%90%E3%81%B8%E4%BA%A4%E6%B8%89%E9%96%8B%E5%A7%8B/ar-AA12PuyH

日本カナダ外相会談 エネルギー安全保障など6分野協力で一致
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210504/k10013011811000.html

つまり、安倍晋三が敷いたレール「インド・太平洋問題」に主要国各国が賛同、最終的に日本の安全保障強化に繋がる、、、シナリオになっている。

対中包囲網は、経済圏的にはTPPで完成、今は安全保障分野拡充されつつある。

さて、在日米軍については、三つの疑惑がある。

・日米合同委員会を通じた国内政治への関与
・北朝鮮直行便問題
・闇ビジネスへの関与

これらの疑惑を抱えるアメリカの軍隊が、日本の有事に軍事出動するのであろうか。

日米合同委員会等、国内政治に関与する軍隊が、自己犠牲が求められる軍事作戦に応じるはずはないと見ているのである。

元総理大臣が明かす 現在も米軍による日本占領の実態
https://ameblo.jp/ba5603/entry-12770132684.html

むしろ、準同盟国化しつつあるイギリス軍、オーストリア軍の方に期待したい。

第2次安倍政権時代、日英外交を強化、イギリスとの関係を準同盟国化することを目指したのは、在日米軍の関与を薄める効果があったのではないか。

同様のことは、フランス、ドイツ、オーストラリアにも当てはまる。

在日米軍が不自然な関与をすればするほど、各国に疑われる事態となる。

安倍晋三はそれを狙ったのではないか。

安倍晋三はニュース情報では(統一教会を憎む)山上なる人物に暗殺されたことになっている。が、本当の黒幕は、違うのではないか。

大統領再選を目指すトランプに対する見せしめ、これ以上在日〇軍の立ち位置を悪化させないための予防策として、暗殺は仕組まれた可能性はないのか。


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