【ぼくらの国会・第431回】ニュースの尻尾「アメリカはアメリカを修理できるか⁈ 中間選挙」
https://www.youtube.com/watch?v=t2TpmOViUCE
青山繁晴議員は、マスコミとは異なり、トランプの主張=「大がかりな選挙不正により大統領選挙が盗まれた」をきちんと紹介している。
日本の海外特派員がこの点について述べないので、アメリカ支局員の記事を読む価値はなくなった。(特に、産経アメリカ支局員が書いた記事)
ただ、自民党党本部が得ている情報でも不十分な点がある。
・もし、大がかりな選挙不正が行われているとすれば、その主体となる組織は何なのか(前回大統領選挙、今回中間選挙)
・誰の指令、誰が黒幕となって、選挙不正は行われたのか(前回大統領選挙、今回中間選挙)
・前回大統領選挙、今回中間選挙における選挙不正の目的は何なのか
・不正に係わる人の中で、業務指令で動く人、金で動員される人、ボランテイアの人はそれぞれどういう事を担務しているのか
そして、そもそも不可解な点がある。
選挙不正は、前回大統領選挙が初めてではなかった可能性があることだ。過去において、共和党候補を有利とする目的での選挙不正事件があったのではないか。
民主党候補が敗北した過去の大統領選挙の結果から、民主党陣営は、復讐?のために選挙不正を、、、した可能性はないのか。
ブッシュ対ゴア事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%AF%BE%E3%82%B4%E3%82%A2%E4%BA%8B%E4%BB%B6
さて、青山繁晴議員は、当初の予想を覆し中間選挙でかろうじて上院を制した、民主党の次期大統領選挙候補が誰なのかはっきりせず混沌としていると分析している。バイデンは民主党候補の中では敢えて敵をつくるような主張はないものの、高齢のため能力上の問題が指摘されている。共和党の場合は、トランプとフロリダ州知事のどちらかであるとしている。
一方、他紙よりは中立的記事を配信することで知られる日経は、共和党が中間選挙で伸び悩んだのは無党派層が民主党支持に廻ったためだと分析している。
無党派層が遠ざけたトランプ氏 米民主党「健闘」の先は
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK105KR0Q2A111C2000000/
アメリカ社会の劣化、移民の受入れ増、貧富の格差拡大増大、社会不安の増大、、、そして相次ぐ選挙不正、アメリカは内政的に先進国とは言えない状態となった。
民主主義の根幹である選挙の公正さを保てない点で、アメリカという国家の民主主義は壊れた状態にある。
選挙の敗者であるトランプが他の大統領候補よりも行動的かつ保守的であることは確かだ。
しかし、アンチトランプ派の国民(有権者)が多い状況で、支持母体の保守系右派に属する福音派が妥協しない対決一色の政治姿勢をやめず、無党派層の票が民主党に流れる状況で、次回大統領選挙を戦えるのか。疑問である。
どうやら、トランプが賢くなるか、賢いトランプ候補の出現を待つしかなさそうである。