先制攻撃を可能とする論点整理

佐藤正久議員が先制攻撃関連の論点整理目的で、国会質問している様子が動画で見れる。


【佐藤正久】詰める隊長!国防の大事なポイントなのに、ちょっと何言ってるかわからない防衛省の答弁に佐藤議員が詰めに詰める。2022年11月15日 参議院 外交防衛委員会
https://www.youtube.com/watch?v=cYzcSR5rdcg



▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%8A%9B%E3%81%AE%E8%A1%8C%E4%BD%BF%E3%81%AE%E3%80%8C%E6%96%B0%E4%B8%89%E8%A6%81%E4%BB%B6%E3%80%8D

武力の行使の「新三要件」

我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること
これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと
必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと

△△△ 引用終了 △△△


経緯的には、法理論、国際法、憲法、自衛権3原則、過去の大臣答弁などで整理されてきた事項であるが、佐藤議員は、一歩踏み込んだ先制攻撃を可能とする視点から政府に対し更なる論点整理をする様、促している。


内容的に簡単ではない。
初めて聞いた人には難解。私も面食らった。


戦前、戦中の歴史書には、日本軍が個々の戦闘に際し、国際法の解釈上妥当かどうか、現地指揮官が対応したという内容の文章を読んだ記憶がある。
佐藤議員も自衛官としてイラク派遣期間中、現場状況から、国際法等の解釈、判断をせざるを得なかった事態に直面したはずである。

そのような経験を有する佐藤議員なので、法理論、国際法、憲法、自衛権3原則、過去の大臣答弁などのキーワードがスラスラ出てきているようだ。

国益的に重要な国会質疑であるのに、報道する報道機関が皆無となる可能性が非常に強い。防衛問題に無知、無関心な記者だらけであるのは今に始まったことではない。

むしろ、マスコミ記事など当てにせず、信じられそうな国会議員の動画から「重要情報」を得る時代になったと考えるべきなのである。

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