1年間の陳情活動を振り返って

ある地域の困りごと事案の問題解決のために、半年以上取組んだ。平均して1日3時間は作業したように思う。
コピー枚数で1500枚。黒のプリンターインク3本。郵送料は5000円突破。文房具等で大体3000円、電話代で3000円分くらいは支出した。
このテーマでの検討作業をしない場合、レジャー目的で半年で1万、2万くらいは使う。従って、半年で2万弱の支出は、時間ベースでは安上がりと思うようにしている。

陳情活動のほとんどは郵送。宛名書き、手紙文、いろいろな作業が必要となる。自己紹介、質問の仕方・手順の工夫、ビジネスライクな書き方にこだわらずちょっとした心遣いで相手の反応が変わることがわかった。
丁寧に接すればいいというものでもない。

もっとも腹立たしかったのは、認可部署の担当者の相次いだ「トンデモ発言」に対してである。ネット界では在日云々のコメントが過去10年間増えているが、瀬戸弘幸ブログにて、特定の都道府県庁、特定の自治体、特定のマスコミの、反日的な外国籍の発言等が紹介されているが、私は実地で体験した。その部署は、管理職よりも担当者の権限が強い(自治労幹部支配する職場)のようであった。また、全国的に悪名髙い、ある条例の自治体内推進組織でもあった。

本案件での陳情書提出は15件に達した。1ヵ月2件ペースなので、来る日も来る日も陳情書提出作業をやっていたことになる。

送付先は、大臣、国会議員、諸官庁の担当者。

最初は、大臣、国会議員、官庁組織に情報提供すれば(自分の代わりに)何かやってくれるという期待があった。そんな期待も、最後の最後は自分で突破するしかないという発想に変わった。

小坪しんや議員が実践するような、「愛国地方議員感覚での取組みの、実務的な意味」が漸くわかってきた。

他人を当てにするうちは、その主張はホンモノではないことを、15件の陳情書提出を通じて知った。

年末にあと1件、陳情書提出を準備している。位置づけ的に最重要文書となる関係で、比較検討文書を2ヵ月かかって作成、熟成させ、説得力あるシナリオを見出し、関係者すべての利害が一致するシナリオで纏めた。

結果はどうなるか予想できないが、やるべきことはやったと思っている。

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