天下りの弊害

一時期、新聞の政治社会面は統一教会絡みの追及一色だった。
年末以降、岸田政権が防衛増税を唱え始めた。私は、男女共同企画、国公立大学統廃合加速、大学附属病院の統廃合、天下り対策強化、政府委員半減、により、やろうと思えば、数兆円程度の歳出削減が見込まれるはずであり、天下りの主張など徹底無視して構わないとするスタンスである。


天下り先に関する調査レポートが存在する。
彼らは、天下り先で、ゴルフ、宴会、出張等やりたい放題。私の会社にもそういう方がいたので知っている。権限はないが、やりたい放題なのだ。仮に、役員報酬3000万とすると、その他に1000万がゴルフ、宴会、出張に消える、、、


天下りした官僚たちの実名と退職金の額、天下り企業が実名入りでリークされる
https://sakamobi.com/news/amakudari-list

実名リスト・霞が関全省庁キャリア官僚108人「天下り先と退職金」
https://gendai.media/articles/-/50932


では、天下りを受け入れた企業にどんなメリットがあるのか。
保険業界の天下り受入れ数が多いそうである。保険契約者の主張をことごとく無視するために、天下りの存在が必要なようである。要するに、天下りを受入れにより、認可対応上の手心を期待し、企業側有利な取引慣行が継続しているのである。


「官僚の天下り」は双方にどんなメリットをもたらしているのか?
https://yama-rock.com/revolving-door/

消費者庁「天下り先」に手心疑惑
元課長補佐を雇ってくれた「ジャパンライフ」は、業務停止命令中に客を勧誘するも不問に。
https://news.facta.co.jp/article/201708007.html


この種の手心疑惑などから、天下り受入れは、利益供与としてみなされるべきである。保険業界がそうであるなら、他業界もなおさらそういう実態にあると見做さなくてはならない。
天下りという慣行は、中央省庁だけでなく、地方自治体においても続いている。ひょっとすると地方自治体がやっている天下り先に対する対応は、中央省庁よりももっと露骨なのかもしれないのである。


問題は官僚接待だけではない、天下り受け入れも利益供与だ 許認可の裁量を減らすべき
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210314/pol2103140001-n1.html

人気記事