公開質問状という手段

保守陣営において公開質問状というと、つくる会が文科省大臣宛てに提出した実績がある。
パブリックコメント等の機会、第二次安倍内閣の時代、自民党の部会で教科書検定のいい加減さを問題視した時につくる会として総力を挙げて取組むべきだった。
タイミングが悪いと言いたいのである。


文科大臣あて公開質問状の提出/教科書調査官あて公開討論会の申し入れについて
https://tsukurukai.com/fusei/pg858.html


実は、選挙の際に候補者に対し、公開質問状を提出する手法が存在する。国政選挙、地方選挙のみならず、日弁連内でも行われている手法である。


公開質問状(選挙)
https://www.douyukai.or.jp/report/page/report-letter

『統一地方選挙候補者への公開質問状と公職選挙法について』
http://www.plumfield9905.jp/07/073/20110331.php

ともに日弁連を変えよう!市民のための司法をつくる会 公開質問状
https://change-nichibenren.com/?p=717


統一地方選挙の時期が近づいている。地域社会の問題について座視できない状況にあると考えるのであれば、立候補予定者に対し、公開質問する意義は少なからずあるように思う。
それによって、普段は無視できても、時期が時期だけに無視できない意見として扱われると考えるからである。

要するに、公開質問状は出すタイミングによって、回答結果が変わる可能性があると言いたいのである。

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