汚職・横流し続出でロシアに勝てるのか?

ウクライナでは、援助物資、支援金横流し、穀物汚職等が起きているとする情報がある。
西側諸国がいくら支援しようと、ウクライナ政府高官がちょろまかし野郎だらけ状態にある。

最近になって、穀物供給に際しての汚職事案が表面化した。


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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)3月25日(土曜日)
        通巻第7684号 
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  ウクナイナの伏魔殿は汚職である
中国へ年間600万トン穀物供給、中国輸出入銀行から15 億ドルを借入
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 西側が「正義」とするウクナイナの伏魔殿は汚職である。
 3月13日にリトアニアは、 4 年間拘留してきた汚職容疑者をウクライナに引き渡した。これは6000 万ドルの食糧の横流し事件。売り先はサウジアラビア。主犯はウクライナ国営食糧穀物公社元会長だった、

ウクライナ国家食糧穀物公社(SFGCU)の元会長ペトロ・ヴォフチュクは、ウクライナ国家腐敗防止局 (NABU)の要請により、ウクライナに引き渡された。
2014 年、ヤヌコビッチ政権下で、SFGCU の元職員は、モナコを拠点とするロシアのオリガルヒで国際的な穀物商人であるアレクセイ・フェドリチェフと組んで横流しのスキームを構築した。

NABU調査に拠ればウクライナ当局者とロシアの新興財閥が管理する仲介業者を通じてサウジアラビアに穀物を供給していた。
NABUは 2016 年からこの事件を調査しており、すでに2 人の容疑者が司法取引を行って損失補償として6万ドルを支払っている。
 また同社は中国へ年間600万トンの穀物供給をしており、中国輸出入銀行から15 億ドルを借り入れた。同社の負債は10億ドルを超えている。

 「ウクライナの対中貿易は2016年以降急速に増加。2019年にはロシアを抜いて、中国が最大の貿易相手国になった。2021年の対中貿易額も188億8,900万ドルと引き続き首位で、ウクライナの貿易総額の13.5%を占めている。内訳は、輸出が79億6100万ドル、輸入が109億2700万ドルと1位だ」(ジェトロ調べ)。

 2020年統計では、ウクライナの穀物輸出先で、それまで首位だったエジプトを抜き、中国が1位となった(全体の約20%)。中国は2020年、前年比約97%増となる18億5500万ドル分の穀物をウクライナから購入した。

 以後、ウクライナ戦争のため黒海経由の」輸送が30%減となり、貿易統計はまだデータがない。日本は穀物を主に米国から輸入しているためウクライナ戦争の影響をほとんど受けていない。
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武器の闇市場への横流しは、常態化しつつある。援助したアメリカ政府さえも把握できていないことがそもそも問題。


"汚職と腐敗"のウクライナ政府が米国供与の武器を「横流し」!?
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4e8fef23d0f23375338331f8d298c18262e4c79

ウクライナに供与した大量の兵器の行方、米国も把握しきれず
https://www.cnn.co.jp/world/35186566.html

西側の軍事支援の兵器がどのルートでウクライナから闇市場に流出しているか
https://sputniknews.jp/20220514/11253635.html



支援金が巡り巡って、アメリカ民主党議員に還流するとする情報もある。


マネーロンダリング
https://blog.kuruten.jp/itagakieiken/483162

そもそも論となるが、戦争を継続する国の政府高官が、食料、武器、金を横流ししていて、果たして勝ち目があるのか。確実に勝てるとは思えない。

確かにプーチンは悪だ。しかし、ウクライナ側も負けず劣らず、、、の実態にあるのではないか。

ゼレンスキーがダメだと言っているのではない。ゼレンスキーは、政府を代表し勇敢に行動していることは間違いない。しかし、そのゼレンスキーにしても、、、の面がないとは言い切れない。

ウクライナにはロシアを追い詰めて貰いたい。が、汚職、横流し続出で、戦争を継続できるのか。いささか心配である。

岸田政権がウクライナ訪問に際して、支援表明した件くらいは無事末端に行きわたることを期待したいところである。

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