「どうする家康」視聴率一覧表&グラフ推移【速報】歴代大河ドラマと比較
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原因はどこにあるか。
視聴者層の世代交代もあるが、ありもしないエピソードを勝手に創作、時代考証を疎かにし、視聴者の反発があってもNHKが無視し続けたことにある。
従って、NHKの大河ドラマは(主義として)観ない。当然の事だが紅白も観ない。(主義である。)
視聴率低下している中でのこれら二大番組予算は半減してしかるべきだが、それもしない。議席を得たNHK党がいい加減な国会対応等続けた結果である。NHK党の投票した人たちは、まんまと騙されたのである。
そこで、代替手段として、海外もののドラマを観ることになる。
たまたま、第一次大戦時代ものを扱う、海外ドラマを見つけた。全部見終わってはいないが、戦争突入と同時に、伯爵一族、執事、下僕、メイドたち、それぞれがそれぞれの立場で、戦争協力する姿がある。
http://www.downtonabbey-tv.jp/

しかし、彼らは決して好戦的な人たちではない。立場、身分の違いはあっても互いに助け合い、支えあっている。健全な愛国ドラマを観ている錯覚に、、、
日本のテレビドラマにて、このようなシナリオが許容される世情にあったか。とてもそうは思えない。
このドラマは、イギリスの中でもっともイギリスらしさが残っているヨークシャーの城館を舞台とする架空の貴族の物語である。
架空であっても配役たちはきちんとした身なりで登場、青二才のアイドルタレントが出演するようなくだらなさは微塵もない。各作品は観た限り、緊張感ある仕上がりとなっている。テーマ曲を聴いただけで気持ちが引き締まる。平幹二郎主演の大河ドラマの名作「樅ノ木は残った」と似ている。「樅ノ木は残った」は、あの三島由紀夫が市ヶ谷で自死した年の大河ドラマだった。テーマ曲が流れる際に現れた「能面」は何かを暗示していた。
最近の大河ドラマはどうだったか。軽薄過ぎて語る気がしない。
真正日本人でない者が多数番組制作に係わった結果、もはや時代劇は時代劇ではなくなってきている。
上述のイギリスのドラマはどうか。出演する俳優それぞれが健全な愛国心をさりげなく行動で示している。
この違いはどこから来るのか。イギリスがほとんど戦勝国状態だったことが影響しているのか。
論理の飛躍があることは承知しているが、イギリスのTPP加盟がほぼ確実となった今、健全な愛国心が維持されている(と思われる)イギリスとの(経済)関係強化を一国民として歓迎する次第である。