背景として挙げられるのが、岸田首相の直前のウクライナ訪問である。国際的に評価されていないのかもしれないが、統一地方選にて投票した保守層は首相のウクライナ訪問を評価したようだ。
【統一地方選】れいわ新選組、公認9人全員最下位で落選wwwwwwwwwwwww
https://hosyusokuhou.jp/archives/48944722.html
統一地方選、「私見概観」
http://blog.livedoor.jp/fromvancouver/archives/52605391.html
選挙ジンクス的には、これまでは「防衛と外交が選挙の争点となっていなかった」と高市早苗が、「アズ・ア・タックスペイヤー」にて指摘したとおりであるが、今回は様相が異なる。
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137頁
日本と違い、軍事・外交が選挙の争点
日本の選挙とアメリカの選挙の一番大きな違いは、争点です。
日本では軍事、外交などは、一般国民にとって一番遠い問題なので、争点にはあまりなりません。しかし、アメリカでは逆に、村の橋がどうの、公会堂がどうの、ドブ井田がこわれたのといった小さな直接的な問題を話ししていると、国会議員としての質を板が割れてしまいます。
軍事・外交こそが票につながります。
中略
日本では、外交、防衛は票にはならないと言われています。
△△△ 引用終了 △△△
中長期的にみると、安倍政権の安全保障政策、地球儀外交があった。安倍外交の継承があって、岸田政権のウクライナ訪問が国内的に評価されたことになる。
ちなみに、名前を知っている保守系地方議員について調べてみたところ、前回と比較すると以下のような傾向がみられる。
・ルックスとバランス感覚に優れた自民党候補は、前回よりも数ポイント投票率が低下した状況において、(他の自民党候補が得票数を減らしている状況の中)得票数を上積みしている
・ガジガジの愛国派とみられる自民党候補は、前回よりも数ポイント投票率が低下した状況において、(他の自民党候補が得票数を減らしている状況の中)得票数を上積みしている
・参政党候補が出馬した選挙区では、自民党候補が例外なく得票数を減らしている
保守派の存在感が増した選挙結果となったことについて内心うれしく思っているところである。