内政干渉協力者、ジェンダー活動利権便乗派という見立てもある。
LGBT法案推進者たちが「朝敵」と批判するには、論理の飛躍があるかもしれない。ただ、彼らが「朝敵」だとする考え方の背景はどこにあるのか。
多分に理窟をこねくり回し皇室の存在を絶賛する傾向にある、「天皇陛下の経済学 日本の繁栄を支える”神聖装置”」(B・A・シロニー 山本七平監訳)という本にて、皇室の存在がいかなるものであるか解説がある。
▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽
天皇の権力とは、すなわち天皇ご自身の存在そのものにあるのである。
日本人の大半は、天皇に対してさしたる意識ももたず、天皇の姿を目にすること、天皇の声を耳にすることもほとんどなかった。それにもかかわらず、天皇が存在しているということだけで、日本は分裂せずに、困難な時代を乗り切ることができたのだった。
このように、天皇こそ、絶えず変化していく日本の裏で、微動だにしない不変の核心的存在となっていたと言える。
他の国々とは違い、歴代天皇が日本の歴史に直接の影響を与えたことはほとんどなかったが、天皇だけが有する威力が日本人を統一させ、日本国にその正当性を与えたのであった。天皇こそが、日本の不動の核なのである。
△△△ 引用終了 △△△
この本の理窟に従うと、LGBT法案によって、日本は国家国民が天皇のもとで統一される社会ではなくなり分断社会に移行する。
LGBT法案を突破口とするマイノリティ尊重絶対主義は、日本においては国の形を変える手段として機能することになる。国の形まで変えてマイノリティを尊重すべきか。
一応ことわっておくが、この本には胡散臭さがある。上辺を綺麗に取り繕って書いてある箇所だらけだ。良書かどうかは判断致しかねる。
ただ、上記引用箇所の趣旨で考えると、國體破壊行為は「朝敵」に該当する。
すなわち
LGBT法案⇒マイノリティ尊重絶対指向⇒国家的分断発生⇒天皇を頂点とする國體の破壊⇒推進派議員は朝敵
と解することができるのである。
チャラチャラした、エステ指向の、クリスチャン議員には逆立してもわからない話かもしれない。