眩い青春の日々…男だらけの寄宿学校が舞台の映画 5選
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ネタとしてではなく、実際その傾向があるから次々と同様の趣向のものが出てくるようなのだ。
「英国紳士の子供」(ダグラス・サザランド著)にて、本書の訳者小池滋は、パブリックスクールが抱える矛盾と弊害について皮肉っている。
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訳者あとがき
もちろんわが国でも、例えば池田潔著の有名な『自由と規律』のように、体験的にその実態を記した本があったわけだが、どうもあまりに生真面目で、一本調子になりすぎているようなきらいがあって、お説はごもっともなのだが、読み終わってから何となく白けた気持ちに(これは私がひねくれていたからかもしれないが)なってしまった記憶がある。だから、かえってパブリック・スクールの弊害ー例えば同性愛の温床になるとか、イギリスの政治・文化・学問の各分野における風通しの悪さ、なれあい体質などーを、これまた真面目一方に、むきになって論じたくなったりする。
そこへいくとサザランドは、イギリス上流階級を論じたこれまでの二著と同じく、実にしたたかな二枚腰でこの教育問題を語っているからついついてそれに乗せられてしまい、こちらもむきになって反論するような野暮な気持ちを失ってしまう。はっきり言って彼はいかに風刺の矢を放とうとも完全な体制温存派であった、パブリック・スクールからオックスブリッジへの一連のエスカレーター的教育制度の根源にある矛盾弊害ー例えばぜんじゅつの同性愛などーには、まるで頬かぶり、そ知らぬ顔をしている。とんでもない偽善的態度である。
しかし、イギリス本国の状況を考えてみるならば、特権的教育制度をむきになって攻撃する声は、いまや全く日常化し、陳腐な正論化しつつある。だから、逆にサザランドのような、一見居直り的発言が新鮮な魅力を持つのだろう。そして、これは決して単なる旧体制への郷愁的な逆コースではない点に、注目すべきだ。著者はイギリスの現実の事態を実に性格に、現実的に把握し、充分承知した上での居直りをやっているのである。そこに彼のユーモアの強さ、文字通りのしたたかさがある。
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アメリカの寄宿学校も同様の傾向にあるものと予想する。
我々は、もっと早く気づくべきだった。
イギリス滞在記等に、パブリックスクール事情について書かれた本は一体何冊あるのか。
イギリスを見習え式で日本人向けに書いてきた、現地日本人は真実を知らず、有頂天になって書いてきたはずだ。そのたぐいの本の多くは、クイズ100人に聞きましたではなく、クイズ1人に聞きました的文章表現が続出する。
日本のことを知らず、理解せず、渡欧・渡米し、日本はダメだ、滞在国を見習え式発言が続出した(にわか)専門家は、パブリックスクールの闇を知っているのか?知っていて書かない人もいるかもしれない。(プロ野球OB解説者が、かつての所属球団上層部を批判しないのと似ている)
とりあえず、参考情報を示したい。
英国の学生の恋愛事情
https://www.british-made.jp/stories/lifestyle/2015042300272
そこは禁断の園――秘密の恋に溺れるパブリックスクールBL小説4選
https://blnews.chil-chil.net/newsDetail/23581/
これらの情報を整理すると、各国におけるLGBT法(制度)は、欧米上流社会の同性愛指向の寄宿学校出身者について、社会的偏見を持たれないために欧米社会にて準備され法制化されたものであろうと、とりあえず解してよさそうである。
推進派だった自民党稲田議員は、その事実に気づいているのであろうか?
それとも、彼女は、、、服装や写真うつりを異常に気にするだけでなく、普段のふわふわそわそわした雰囲気、態度などから、、、ではないかと疑ってしまうところである。