一応、最近の報道情報を集めてみた。
日本の責任を無期限追及 中国紙が処理水放出を批判「犯罪行為」
https://www.sankei.com/article/20230823-BAT4OWZX3ZPPDO7UMQD232YKYY/
処理水放出に中国・韓国〝猛反発〟の理由 日本よりはるかに多いトリチウム排出データも 「経済的メリットと政治的メリット」識者が指摘
https://www.zakzak.co.jp/article/20220801-74CG5LVN3VKKPPJOJHLB3A5TIY/
処理水放出、IAEAが韓国と情報共有枠組み 懸念払拭図る
https://www.sankei.com/article/20230823-75I67XEOY5LZ7P7R6R6F6Q447Q/
中国、「処理水」猛抗議の裏に"焦り"か――「日本批判」の
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d1f15fa9841c16185be92201f8cab689e79143b/images/001
海洋放出へ処理水分析 東電、トリチウム濃度確認 ミス防止に先端技術
https://www.sankei.com/article/20230823-JO5ITQ4EZNLGPOVMAVQEUQQOYY/
次に、日中のエネルギー・原子力技術協力実績について紹介したい。
日中原子力協力協定 原子力の平和的利用における協力のための日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/anzenkakuho/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2009/04/23/s610710_06.pdf
エネルギー・環境分野における日中技術協力動向と今後の展望 ̶地球環境問題とエネルギー安全保障の観点から
file:///C:/Users/Administrator/Downloads/NISTEP-STT040-22%20(7).pdf
原子力安全に関する技術協力及び技術交流
https://jepic.or.jp/about/outline03-03.html
▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2004/0622-1j.html
中国からの原子力研修生受け入れについて
当社は、6月23日、24日の日程で、中国から原子力研修生5名を若狭支社及び美浜発電所に受け入れます。
研修生の受け入れは、経済産業省の原子力発電所安全管理等国際研修事業の一環として行われるものです。
今回は「運転経験の反映、情報共有」をテーマに核電秦山聯営かくでんしんざんれんえい有限公司 運転処 工程師の陳一峰氏他が参加する予定です。
以 上
<研修日程>
平成16年6月23日(水)午後 若狭支社
24日(木)午前 美浜発電所
<当社の過去受入実績>
平成14年 8月26日(月)、27(火) 美浜発電所
平成15年12月16日(火)、17(水) 大飯発電所
<参考>
原子力発電所安全管理等国際研修事業とは
平成13年度に終了した原子力発電所運転管理等国際研修事業(通称「千人研修」)の成果を踏まえ、これを定着・発展させるために、中国を中心としたアジア諸国、ロシア・東欧諸国等の原子力安全関係者を受け入れ、我が国の原子力関係施設を利用して研修等を行い、原子力に関する安全確保レベルの向上、安全意識の構築を図ることを目的として、経済産業省原子力・安全保安院が新たに平成14年度から、海外電力調査会に委託し実施している国際研修事業。この研修は、千人研修に比べ、対象者数を厳選するとともに、研修内容についても、原子力施設の運転、保守、検査等に関する技術的内容を中心に充実を図っている。
原子力発電所運転管理等国際研修事業(通称「千人研修」)とは
平成3年のロンドン・サミットでの政府表明を受け、旧ソ連・東欧諸国等の原子力発電所関係者を我が国に招聘し、我が国が有する原子力発電の安全運転管理技術を積極的に見てもらうことにより、世界的な原子力発電の安全性の向上を図ることを目的として、通商産業省(現経済産業省)が企画した事業で、平成4年度から平成13年度までの10年間にわたり研修生を受け入れ、受入目標であった千人を達成し終了した。
△△△ 引用終了 △△△
原子力の平和利用分野で日本は中国に対し(見返りを求めず)技術協力した。
しかし、日本が困った立場に置かれた時の、中国政府の反応は、日中原子力協定の存在どころか、中国の原子力分野の大量の技術研修生受け入れ実績があったことを踏まえたものではない。
一人の納税者として言いたいことがある。
かつて協力者に対し、協力者が困った状況にある時に、日本のやり方について猛反対するのは、いかがなものか。
協力された側の対応として、大いに問題があると言わざるを得ない。
よって、以下の4項目について提言させていただく。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東電福島原発海洋排出に猛反対する中国に対する措置(案)
・原子力に係わる日中の交流事業永久停止
・中国からの技術研修生受け入れ永久停止
・日中原子力協定廃止
・原子力関連部品等、電力分野での中国製機器等輸入禁止
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
これ以上の措置が官界主導で実施されると予想する。
なぜなら、中国は、日本政府だけでなく、経済産業省、電力会社等、日中原子力技術協力で係わったすべての人を怒らせたからだ。
私は、平気で恩を仇で返すような中国に対し同情しない。