「費府の飛行士」氏の問題提起 世界規模の洗脳工作の真実

宮崎正弘の読者投稿欄にて度々登場する「費府の飛行士」は、「マスコミを支配し、人々にそうと気づかせずに支配している者が真の支配者」であるとし、世界規模の洗脳工作の真実を暴露した。エドワード・バーネイズがかつて本で述べたことは今も続いている、、、

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)9月29日(金曜日)弐
        通巻第7930号 
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(読者の声4)嘗て、ウオールストリートジャーナルの編集者から事業会社に転職した人と知り合い、彼から、「編集者にとって一番大事な仕事は何だと思う?」と聞かれた。
「多くのニュースの中から何を伝えるかを選択することかな」と答えると彼は悲しそうに、「多くのニュースの中から、伝えてはならないものを選ぶのが一番重要なことなのだそうだ」と答えた。
彼が転職した理由の一つなのかもしれない。
 そういう中でエドワード・バーネイズのことを知った。エドワード・バーネイズは1891年オーストリア生まれのユダヤ人で19世紀末にアメリカに移民してきた。母親はジークムント・フロイトの妹、父親はフロイト夫人の兄というフロイト二重の甥っ子だ。PRの父プロパガンダの父とも呼ばれている。
 彼はジャーナリズムの世界に入り、広報分野とプロパガンダの世界で活躍し、ウィルソン大統領の広報委員会にも所属した。
 女性への喫煙促進キャンペーンをラッキーストライクから依頼され、「Torches of Freedom」(自由の松明)という標語を作り出し、ニューヨークでイースターパレードにタバコを吸う女性をたくさん行進させ、女性の喫煙は自由の象徴というプロパガンダを成功させた。(1929年)
 ユナイテッドフルーツ(現在のチキータバナナ等)では、CIAと協働し1954年にグアテマラ政府のクーデターを成功させたことでも有名だ。
 彼が書いた「プロパガンダ” 」(1928年)という本の中で、彼はこう述べている。

 「大衆の習慣や意見を意図的に聡明に操作することは民主社会において重要な要素である。そして大衆にそれと気づかれることなく習慣や意見を操作できる者が見えない政府(ディープステイト?)の構成者であり、アメリカの真の支配者である。我々は大概聞いたこともない人々により気づかずに、支配され、思考は型に嵌められ、嗜好が形作られ、アイデアが暗示されている。」

 正に多くの人がマスコミや広告を通じてなされてきたプロパガンダにより習慣や意見を形作られてきており、しかもそのことには気づいていないことを言い表している。
マスコミを支配し、人々にそうと気づかせずに支配している者が真の支配者だとまで看破している。ただ、ここでは看破という言葉はふさわしくないかもしれない。
何せ彼はそれを意図的にやって来た側なのだから。マスコミと広告代理店の役割を暴露したとも言える。簡単に言えばこの分野では意図的な洗脳が行われているということだ、しかもそれと気づかれないよう。マークトウェインが言っていた。
人を騙すのは簡単だが騙されている人にあなたは騙されているのだよと説得するのは難しい、と。
今ではCIAが世界中の殆どのジャーナリズムを牛耳っていること(モッキンバード作戦)、その背後に誰がいるのか多くの人が知るようになった。
(費府の飛行士)

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各社ワシントン支局員が真実を知らないとしたら、、、幼稚で無邪気な記者だらけということになる。

イスラエル、ウクライナ、どちらの国もユダヤ人が支配層として君臨しているが、日本のマスコミはユダヤ人の言うことだけは忠実に従うようである。

ゆえに、馬鹿馬鹿しくて日本の新聞など読む気がしない。
騙されないための唯一の手段として、情報の受け手ではなく、発信者となることを目指すべきであることを指摘し、本稿を終える。

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