ガッカリする記事

やっと産経が再エネ賦課金廃止のテーマで記事を出した。テーマ的にはもっと早く出していただきたかった。このテーマに関して、拙ブログ管理人は、ブログにて出稿した記事を再編集、議員事務所を通じて陳情書を複数回提出済である。


再エネ賦課金を廃止しよう
https://www.sankei.com/article/20231102-COHGRSUDE5IJJGS4LN2Y5WEEEY/


読んで直ぐにわかることがある。
「経済産業大臣経験者の弁」を紹介しつつ、記事が始まっていることから、調べ分析して書いた記事ではないことだ。

専門家や有識者に聞きました。専門家、有識者の見解はこうなっています。
マスコミ記事はこの類の文面だらけである。
クイズ「専門家(と称する人)あるいは専門家(と崇める人)」100人に聞きましたみたいな世界が、新聞界の実相のような気がする。

正直、ガッカリしている。
記事には、三種類ある。

①自ら情報収集、分析して出す記事。
②取材、インタビューして出す記事。
③取材、インタビューして得られた知識をもとに、独自調査した結果とまとめて出す記事


何に対してガッカリしたのか。

おそらく冒頭で紹介した記事は、記事の構成から察するに、②である可能性が非常に高いと思われる。
このテーマで陳情書を何度も提出しているため、余計そう思う。陳情書提出したことがある人でないとご理解いただけないかもしれないが、そもそも陳情書に、「専門家と称する人あるいは専門家と崇める人」の見解など必要ない。

そして、こんな程度の内容の記事が有料記事とするのにふさわしいものなのか。

話は変わるが、(出所不明な歴史ものの雑誌記事ものが多い)産経OBについて、メルマガにて保守の「神」であるなどと崇める新進気鋭の言論人がおられる。この産経OBは、実力的かつ実績的に「神」なのか。

この産経OBと比較すれば、阿比留記者は、安倍政権の経緯くらいは一通り押さえている点で優秀である。その点に関しては評価している。

また、阿比留記者が保守言論界の売れっ子記者であることくらいは知っている。が、彼にしても、誰かの受け売りでしか記事を書けないなら、産経記者で、独自調査・分析能力がある記者はあの田村氏以外いない?ことになる。

産経OBの古森某の本にも大したことは書いてない。そもそも内容にオリジナリティがない。同様のことは、朝日OB記者についても言えることである。

国を憂える人たちが集う、保守言論界がそんなことでいいのかという意味でがっかりしているのである。

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