支持基盤喪失した岸田政権

岸田首相に対しては、野党、マスコミからの従来的かつ慣例的な批判に加えて、異例とも言える自民党内部からの批判が続出し、自民支持層の相当数が内閣不支持を表明しつつある。
このままでは、衆議院選挙を乗り切ることは不可能な情勢にある。
安倍政権そして菅政権時代は、少なくとも自民党内部、自民党支持層からは不満はあっても批判が強まることはなかった。

岸田首相の場合は違う。G7サミット直後の解散総選挙なら勝機はあったが今は違う。
日本保守党が政権に不満を持つ保守層の支持で人気化、国会質疑で与党席からの加勢がないことは何を意味するのか。


①野党、マスコミからの従来的かつ慣例的な批判

辻元清美氏「増税メガネに減税メガネかけるから見えない」と批判 自民議員席は首相に加勢なく
https://www.sankei.com/article/20231127-YVGYFBAM25FXVAQK24S5X75N5Q/

②自民党内部からの批判

世耕弘成・参院幹事長、岸田首相にまた苦言「言葉に情熱を感じない」…月刊誌で櫻井よしこ氏と対談
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%B8%96%E8%80%95%E5%BC%98%E6%88%90-%E5%8F%82%E9%99%A2%E5%B9%B9%E4%BA%8B%E9%95%B7-%E5%B2%B8%E7%94%B0%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AB%E3%81%BE%E3%81%9F%E8%8B%A6%E8%A8%80-%E8%A8%80%E8%91%89%E3%81%AB%E6%83%85%E7%86%B1%E3%82%92%E6%84%9F%E3%81%98%E3%81%AA%E3%81%84-%E6%9C%88%E5%88%8A%E8%AA%8C%E3%81%A7%E6%AB%BB%E4%BA%95%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%93%E6%B0%8F%E3%81%A8%E5%AF%BE%E8%AB%87/ar-AA1ksugg?ocid=msedgntp&cvid=ee2e57bf66244a55bb9251aed65f4ca4&ei=11

③自民党支持層からの批判

▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽   

https://jisedainonihon.exblog.jp/33549119/

Commented by 西 at 2023-11-25 23:31 x
自民党支持層を裏切ってまで成立させた法案の問題の責任を取らない限りは支持しない事を表明しますね
少なくともあの法案に賛成した議員については、今後は投票すべきでは無いと思います
△△△ 引用終了 △△△

岸田首相に対して、何を言っても無駄という評価が定まったことを意味する。
「言葉に情熱を感じない」という世耕議員の評価は、首相になることが目的だったことを意味する。高市早苗議員の若い頃の本をお読みの方なら、高市早苗が若い頃からずっと政治に対する情熱が途切れたことはなかったことはおわかりのはず。
岸田首相の場合、首相就任して、前例のない発想、あるいはこれまでにない規模のスケールで支持層が期待かつ評価する「何か」を実現したいと述べたことはあったか。

すべては、自民支持層の意向を無視、法制化する必要がないLGBT法案法制化を決断したところから、自民党支持層は愛想を尽かし、りはんしつつある。

自民支持層の過半前後の相当数が岸田政権に見切りをつけたと言っていい。
私の場合で言うと、提言ものを出稿する気がなくなった、、、のである。

岸田ノートには、例によって財務省関係者の忠告ばかり記されているはずだ。
岸田首相には、国民の声が届くことは決してない、とする自民党支持層の認識が支配的となった今、岸田政権が危機的状況にあることについて岸田首相自身が理解しているとはとても思えないのである。


人気記事