ダイハツはほぼ全社あげて、法規制、型式認証段階での検査制度における許認可上の立会確認が甘すぎることを利用したようだ。
ダイハツ不正、甘い検査制度が不正の温床になっている
https://www.thutmosev.com/archives/31872.html
さて、自動車のユーザーなら、自動車の燃費表示がカタログ表示数値の6~7割程度であることは体験済である。
同様に、騒音問題を発生させている省エネ機器の騒音値(定格値)のメーカー試験データについて改竄疑惑がある。
たとえば、ガスヒートポンプのエンジン部分は、構造的に自動車と変わりがない。自動車の場合は、タイヤで、低周波の振動を抑制しているが、ガスヒートポンプの場合は、アンカーボルト固定のため、制振・防振対策が必須。
加えて、ガスヒートポンプの場合は、定格値以上の負荷で運転されるため、実際の最大騒音値は、定格値よりプラス20dbとなるケースとなることを想定すべき設備である。
省エネ機器「ガスヒートポンプ」仕様のカラクリ
https://jisedainonihon.exblog.jp/33393090/
実機で最大騒音値が70dbを超えるような機器を防音壁無しで設置することが、そもそも騒音公害の原因である。すなわち、検査制度の甘さは自動車だけではない。
さて、企業内の内部告発には動機、さまざまの事情が絡む。
告発者が正義の人であるほかに、人事上の不満があり役員・管理職に仕返し目的だったりすることがある。
ダイハツの場合はどうか。親会社トヨタから左遷されダイハツに出向させられた管理職、あるいは親会社から密命を以て出向した「スパイ?社員」が、内部告発という手段を装って手続きした可能性がないとは言えまい。
仮に、トヨタ人事にて、ダイハツ側からトヨタ側に異動し、出世した社員が居た場合は、内部告発の密命を実行に移したことが考えられるのである。