「まったく評価されない岸田政権」の凄い成果

私は岸田首相のことは大嫌いだが、実は、岸田政権は凄いことを三つの分野でやっている。

一つ目はウクライナ和平外交への積極参画宣言。
凄いことが記事に書いてある。原子力分野での復興対応は、日本が共同議長国を務めると宣言した。これは、国際的には、「原発への武力攻撃は、世界に対し日本が全面的に受けて立つ、後始末は日本がやる、ロシアに対しやれるものならやってみろ!」と宣言したに等しい。このシナリオから、日本の常任理事国入りが見えてくる。
詳細、以下の記事を一読いただきたい。高市支持派からみても上川外相の安定感かつ貫禄ある対応は評価に値する。

上川陽子外相、ゼレンスキー大統領に「和平議論に貢献」伝達
https://www.sankei.com/article/20240108-X2AWJ2LU65L5TPDBOPJCKBCJPI/


二つ目は、NISA枠拡大。
公明党が連立与党の立場でいる関係で、住民税非課税世帯、子育て世帯中心の支援措置ばかり採用され、所得水準的に中間層納税者の不満が高まっている中、今年からNISA枠が拡大された。

前後して、復配が期待される電力株、高配当銘柄を長期保有目的でNISA口座で購入した。配当金だけで年金の足しになればと思っている。株で儲けるつもりはあまりないが、NISA制度拡充の結果、個人投資家保有比率が高まり、浮動株比率が低下する結果、早ければ日経平均株価はバブル期の4万円目指すことになるのではないか。直近での買い時は昨年末、先週の2日間だったが、3月中旬に相場がダレるタイミングを待っているところだ。


三つ目は、防衛力強化。パトリオットの迂回輸出、日英伊の戦闘機共同開発にみられる、武器調達・輸出面での以前以上の柔軟対応である。岸田首相はハト派ではあるものの自衛隊関連事項については、(安倍晋三元首相が最初にレールを引いたことは確かだが)安倍政権時代以上の強硬措置実現を模索しているとみていい。

ゼレンスキーよ、反転攻勢の失敗ごときで怯むな!ウクライナの勝利は不動の運命。気を安んじて戦い続けよ!──日本よ世界の諸国よ、第三次世界大戦を未然防止するために自己犠牲する“美徳の騎士団”ウクライナに、必要な武器と軍資金すべてを急ぎ送ろう
https://nakagawayatsuhiro.com/?p=3186

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