左翼組織の欠陥について

左翼組織の欠陥として、独裁、絶対服従、独善的無謬性があげられる。一度上に立つと、生涯そのポストが保証される。習近平は皇帝化し、志位委員長は20年以上日本共産党のトップに居る。
おまけに、間違いを間違いとして絶対に認めないのでタチが悪い。意見具申などすると、除名等の制裁を覚悟しなくてはならない。
歴史的には、凄惨な内ゲバが相次いだ。
それは、それぞれが理想とする革命を正当化するのに、(正反対の思想の人ではなく)少しでも意見が違う味方を徹底的に攻撃した結果である。

「共産党員」が異例の意見具申 自民のやり方と一緒…指導部に「入れ替え」要求
https://www.sankei.com/article/20240114-VELOP7IEPFN4RKLF6YP6VZLEZE/

共同行動の原則と「内ゲバ」主義について
https://www.jrcl.jp/internal_gebald/kyodo/

内ゲバは避けるべきもの
https://note.com/jun_akutsu/n/n48627b641933


同様のことは、保守政界でも起きている。

▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

https://blog.goo.ne.jp/ikeiketarou

なぜ日本の保守派こんな体たらくになってしまったのだろう。結束すべきときに、お互いを罵倒し合って、それで誰が得をするのだろう。今さら後悔しても始まらないが、岩盤保守層は政党を結成することよりも、自民党の院外団として、党内の保守派をバックアップすべきだったと思う。今のままでは自民党はリベラル政党に変質してしまっており、日本の国柄を壊す側に回ってきているからだ。
 参政党や新党くにもりが結成された時点で、そうした思いがしてならなかったが、それに輪をかけて日本保守党が結成されたことで、少数政党同士の主導権争いが起きている。かつては一緒に活動したこともあったのに、どっちかがいちゃもんを付ければ、負けずに相手をこき下ろすというのが日常化している。日本の声なき声の保守は、そんなことを望んではいない。団結して日本を守り抜いてもらいたいのである。
 とくに絶望的な思いがしたのは、日本保守党と新党くにもりのバトルである。水島総氏が日本保守党と維新の会をグローバル政党と決めつけたことに対して、有本香氏が猛反発した。子供の喧嘩のレベルである。誰と会ったか会わなかったかとか、政策論争以前のことで騒いでいる。

△△△ 引用終了 △△△

左翼思想の対極にある立場として、左翼思想に問題があり欠陥があるとするなら、左翼組織の伝統である内ゲバは絶対に否定されるべき性格のものである。
結束すべき時に、互いを罵倒し合っていることは、(左翼の対極である立ち位置として)「保守であり愛国であるとする主張」を自ら否定している。

少数政党なのであるから、国民民主党のように存在感を示すためには、日常的な政策提言、陳情、パブリックコメント参加が必須となるはずだが、そのための貴重な時間を余計なこと(騒動)に費やす愚かさがわかっていない点で、政治的に、、、と言わなくてはならない。

これ以上、内ゲバみたいな行為を繰り返すなら、、、いただきたいところである。

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