何が本筋なのか?

宮崎正弘がメルマガの読者投稿欄にて、芸能界の話題を馬鹿丁寧に分析した投稿者に対し厳しい論評を下した。

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)1月22日(月曜日)
        通巻第8101号  
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(宮崎正弘のコメント)小生には何の関心もない事件ですが、いまの日本は国家安全保障とは無縁の、ばかばかしいほどの閑事に、これほどの関心を抱くのですね。伝統とは無縁の芸能人もどきのことなど、どうでも良いことでは?


△△△ 引用終了 △△△

国際政治分析のメルマガに、それも読者投稿が殺到しているメルマガに芸能人の話題を持ち出したのだから発行者に批判されても仕方ない面がある。

テーマ設定の視点からネット通信社をいくつか比較したい。

https://www.nikaidou.com/
https://jigensha.info/
http://www.kokusyo.jp/
https://www.yamatopress.com/

誰もが知りたいと思っていることを一見くだらない世間話の合間にさりげなく教えてくれるところ、驚異的な調査手段で深堀するところ、粘り強く取り組むところが存在。対照的に、喫緊の課題を何一つ扱おうとしなくなったところもある。かつて真正保守と名乗られた方が仕切っているにしては、あまりにお粗末、、、

さて、拙ブログは、本筋を外し、自爆する結末となった劇団保守界、基本中の基本を実践しない言論人について懐疑的、批判的スタンスをとっている。


劇団保守と愉快な仲間たちのお話
https://jisedainonihon.exblog.jp/33634807/

基本中の基本とは何か
https://jisedainonihon.exblog.jp/33569417/


今現在、中央省庁、自治体提出予定の要望書案件を数件かかえている。詳細すべてについて、ここで披露するつもりはない。提出予定省庁は、一つではないため、行政機関の文書や法律をきちんと読まないと、要望書として認識される水準に達しない。

そういう立ち位置なので、高橋洋一が出演する動画は、官界の発想がどういうものか知ることができる点で、非常に役立っている。

要望書提出に際して、一応、担当省庁、担当部局を特定、法律を読み、必要な解釈を行い、1~2頁の表紙を作成後、提出することになる。テクニック的には、シナリオ的にわかりやすい流れとして説明できる状態となったものから、順に発送することになる。

シナリオ的にわかりやすい流れとは、事案処理上、「望ましい最終整理の形」のことを指す。

何が問題なのか整理→最終的にどういう着地点が望ましいのか何ケースか想定→どうしても実現したいことについて文章化し要望書として提出

別に自慢するほどのことではない。
何度も要望書、パブリックコメント等提出した経験から、そういう手順を踏んでいるだけのことである。

参考までに西さんのコメント投稿を参照いただきたい。


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https://jisedainonihon.exblog.jp/33569417/

Commented by 西 at 2024-01-21 22:59 x
少し古い記事へのコメントで申し訳ないのですが

例えば、自称保守派が在日特権を批判していますけど、在日特権の実態を正確に把握しているのか、そして在日特権の何が問題なのかを理解していないのではと思う事があります

例えば朝鮮総連や朝鮮学校もそうですが、これらは在日朝鮮人の意思とは関係無く設置されたもので、問題というか攻撃するべきなのは在日朝鮮人では無くて、北朝鮮当局とその支援者達(朝鮮総連および朝鮮学校関係者達)なのに、まるで在日全体の問題であるかのように語る人がいます

在日朝鮮人の子弟だって、好きで朝鮮学校に通っているわけではなく、朝鮮総連や朝鮮学校の関係者達から半ば脅しに近い形で無理やり通わされている事が多いわけで、攻撃するのだとしたら、朝鮮総連と学校の方なのに、被害者側の在日子弟まで攻撃しても無意味な事を理解していないどころか、逆に余計な敵を増やしているだけというのを自称保守は理解していません

同様に在日特権だって、結局は法の問題では無く政治の問題(日朝韓の問題を解決する必要がある)である事を理解していないですし、無意味に在日を攻撃してもどうしようもないのに、彼らは一体何がしたいのか理解できません

勿論、在日特権や朝鮮総連や学校は早く無くなった方が良い事はその通りですが、自称保守が問題の本質を理解しておらず、余計な火種を増やし続けている事は大きな問題として取り上げて、身内を戒め、教育する必要があると思います

△△△ 引用終了 △△△

件の団体は、「何が問題なのか整理→最終的にどういう着地点が望ましいのか何ケースか想定→どうしても実現したいことは文章化」というプロセスが抜け、結成初期の段階で、街宣・動画中心の拡散活動で政治的な結果が出ると確信してしまった可能性が強い。


世情的に動画閲覧者が激増し、ブログは政治活動ツールとしてマイナーな存在として取り残されてしまっているが、私個人は仕事上、「文章化できないことはスキル不足の証明」となること、(前例ない事案における)「望ましい結果とは文章化したもので初めて証明することが可能」であることを経験している関係で、情勢分析専門の言論人を除き、ああだこうだと大騒ぎする割に、「問題整理→比較検討→実現したい事項についての文章化」をいつまで経ってもしようとしない言論人は、政治活動レベルに達しない評論家に過ぎない、と思うようにしている。

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