台湾マネー・パチンコマネー等の問題

韓国政府が長年仕掛けてきた慰安婦問題等に関して、保守層を中心に韓国という(国家規模で日本批判、日本タカリに興じる)お国柄について嫌気がさし、かつ日韓議連関係者の素性、政治的立ち位置について保守層が総じて懐疑的な見解が共有化されることにより、日韓議員連盟については今のところ動きはない。
せいぜい対応して、首脳会談する程度となった。

今まで関わり過ぎたという印象だ。


最近は、台湾有事が国内的に広く認識されるようになり、台湾関連のニュースが増えた。台湾の頼総統就任式に超党派で出席、蔡英文氏の来日など、イベントが組まれている。

日華議員懇談会、台湾の頼総統就任式に超党派で出席方針 蔡英文氏の来日も調整へ
https://www.sankei.com/article/20240122-4UOYFKDLLFLO5JJR7OQBMOPHPI/


台湾総統選では、親日・親米派の候補が勝利し、保守言論界は安堵したようだが、私はいささか懐疑的見方をしている。台湾の選挙で総統ポストは得たものの、議席数を減らしたことは、何を意味するのか。ガジガジの保守系ではない在外邦人ブロガー記事から引用させていただく。

▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽

http://blog.livedoor.jp/fromvancouver/archives/52614600.html

勝者なき台湾総統選

大国の我儘は大国でないと抑え込めないともいえ、最終的にはアメリカの外交政策をどれだけ引き出せるかが勝負どころという気がいたします。

台湾の選挙で明白な勝者がいなかったことは現状を大きく変えることが難しいともいえ、案外、台湾の人にとっては好都合な結果だったのかもしれません。

△△△ 引用終了 △△△

保守系言論人、有名ブロガーは、総じて、総統選挙に勝利して安堵、という程度の認識しか示さない。

総統選挙に3人出馬するということは、台湾国内で中台の関係において、3とおりの立ち位置があることを意味する。
つまり、分析するなら3つの視点から分析する必要があるが、そういう分析は皆無である。

これは何を意味するのか。

保守系政治家、保守系言論人のほとんどが台湾から資金を得ている。かつて、アメリカ国内で台湾ロビーが影響力があったのと同様、国内でも相当程度の政治力を有する。

安倍派のキックバック対象のパーティ券、想定以上の余剰のパーティ券の購入者は、パチンコが斜陽化、中共ビジネスが崩壊途上にある関係で、台湾マネーであろうと推測可能である。(決めつけではない)

外国人パー券の禁止が本丸
https://www.sankei.com/article/20240125-2IJIOJAG3FK4VHMGESRQGIU4VE/

おまけに、保守言論界で台湾批判の記事は皆無である。

台湾内に少なくとも3つの政治的立ち位置があると推測される中で、総統選に勝利しなかった他の2人の勢力について批判することすらしようとしない。何か変ではないか。
蓮舫が台湾バナナ利権一族出身者であることを知るなら、蓮舫の二重国籍問題等、自公政権が徹底追及しなかったのはなぜか。

半導体の覇者覇者TSMC、シャープを買収した企業、どちらも台湾企業である。
台湾内の3勢力すべてに、日本はしてやられてきた可能性はないのか。

台湾生まれ台湾育ちの李登輝や台湾出身の政治家を批判するつもりはない。

一族のルーツが中国本土にある政治家、孫文時代の中華民国や中共利権を有する政治家は、親日でも決定的場面で裏切ることはないのか。

きっかけは、深田萌絵の動画にあった。(ありもしない)南京虐殺案件の当事者は蒋介石が率いた国民党であり中華民国である。台湾が南京虐殺について公式に言及したことを私は知らない。あれほどまでに親日保守で台湾独立論者だった李登輝が先頭に立って「南京虐殺はなかった」と言わなかったのはなぜか。
いまだに南京虐殺問題の火元が消えないのは、中共ではなく、ひょっとすると、、かもしれない。一つの中国を是認する台湾内の勢力は、歴史的には国共合作と変わりない。議連名称が、日台ではなく日華となっていることも変だ。

アメリカは〇〇を使って日本を統治した
https://www.youtube.com/watch?v=SuISv1twdZ0

深田萌絵の主張すべてを信じるつもりはないが、保守系言論人は、売れない時代にいろいろ貰いお世話になっている関係で、台湾に対しヨイショしなくてはならない立場にある。
深田流に解釈すると、戦後、台湾を通じて保守派は監視され、支配され続けているということになる。
そう考えるとパーティ券のキックバック問題を捜査した地検は、(GHQの手先と言われ続けてきた汚名返上すべく、半導体ビジネス等で潤う台湾マネーのパーティ券購入を駆逐することで)戦後レジーム打破を目指した可能性がある。

確かに、台湾有事は日本の有事であることくらいはわかる。言われなくてもわかる。

しかし、総統選挙の結果すらまともな分析情報が共有化されない状況で、台湾ベッタリ(それも中共利権を有する一派を含めて)の言論人の話を鵜呑みにする必要はあるのだろうかと言いたい。

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