岸田首相のままだと次回総選挙、私は棄権するつもりである。
岸田政権は内政回帰する一方で、対中外交上の問題が先送りされている。
安倍首相だったらこうはならない気がする。
岸田政権の事なかれ主義が、日本の外交・安全保障を破壊する
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安倍晋三回顧録には、こう書いてある。
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321~322頁
中国との付き合い方
第2次内閣以降の7年9か月間で、私は81回、海外出張に出かけました。私は世界中のどの国の首脳と会談しても、必ず中国の話題を出して、軍備増強や強引な海洋進出を警戒すべきだと説いてきました。すると、私の考えに同調する首脳もいれば、そうでない首脳もいる。中国と親しい国であれば、私が中国の悪口を言っていることを告げ口するでしょう。それは百も承知で、あえて言うのです。
なぜかというと、これは勘でしかありませんが、中国という国は、こちらが勝負を仕掛けると、こちらの力を一定程度認めるようなところがあるのではないか、と思うのです。日本もなかなかやるじゃないか、と。そして警戒し、対抗策を取ってくる。
中国との外交は、将棋と同じです。相手に金の駒を取られそうになったら、飛車や角を奪う一手を打たないといけない。中国のごウインな振る舞いを改めさせるには、こちらが選挙に勝ち続け、中国に対して、厄介な安倍政権は長く続くぞ、と思わせる。そういう神経戦を繰り広げてきた気がします。将棋を指しても、盤面をひっくり返すだけの韓国とは、全く違います。
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岸田首相は安倍政権時代、長く外相を務めた。岸田首相は、安倍首相という手本がいながらその路線を踏襲しようとせず、財政緊縮路線を選択、アベノミクスを否定する路線を選択しつつある。
中国が変なことをやればやるほど、海外出張機会を増やして対抗してきたのが安倍政権時代のやり方だったことを(頭の硬い)岸田首相は理解できないようだ。
岸田文雄のパーティ券購入者が中国人だらけであるとの噂がある関係で、脱安倍を中国人に厳命され、外交重視から内政回帰、トランプ政権復帰するまで、中国問題先送り路線となりそうである。
要するに人事屋かつ党内独裁指向の岸田政権のままで外交的に大丈夫なのかということなのである。