イスラエルとイランの紛争により、石油輸送ルートの重要ポイント、ホルムズ海峡での異変を危惧した動きである。
不人気の岸田政権、金融政策的に限界が見えつつある植田日銀、パーティ券売上のキックバック問題等もあり、政治ブロガーたちはやる気を見失いつつあるように見える。
最近、パソコン購入を機にブラウザのお気に入りの整理を進めている。直観的にみて、保守系政治ブロガーの3割くらいがブログ休止状態にある。動画にアクセスが移行している影響もある。
もはや政治ブログに活路はないのか。
数年ぶりに訪問したブログ記事に意外なことが書いてあった。
更にお願いします。発言機会を確保するために、ブログを開設し管理人になってもらえませんか
https://ameblo.jp/omorikatsuhisa/entry-12839755461.html
文章的にレベルアップしている。以前は、刺々しい文章が目についたが、流麗かつソフトな論理構成に移行しつつある。
相当数の保守系ブロガーが活動停止している中でこの方は、言論の自由を最大の生きがいと捉えている。私と同様、中川八洋ファンでもある。
中川八洋のブログは最近どうなっているか。
相変わらず、、、と思う部分はある。毒気は健在、、、
皇室典範“爆殺魔”櫻井よし子氏は、「在日」マタハリ(上)──“旧皇族の復籍”を阻止する猛毒「養子」は、養子“禁止”を定める現・皇室典範を爆殺・霧消し、日本の天皇制度を廃滅に至らしめる
https://nakagawayatsuhiro.com/?p=3289
中川八洋のプロフィールはこうなっている。
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中川八洋 プロフィール
筑波大学名誉教授。1945年生。東京大学工学部航空学科宇宙工学コース卒、スタンフォード大学政治学科大学院修了。筑波大学教授。定年退官2008年。専門は国際政治学および英米系政治哲学・憲法思想ほか
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80歳近い。
理系の方で、東大工学部卒、政治学科卒はめったにいない。動画界の売れっ子高橋洋一は、東大理学部(数学科)、経済学部卒、大蔵省入省である。
理系、文系まとめて学ぶには頭脳明晰でなくてはならない。何より勉強好きである必要がある。
中川八洋がカバーしている領域に注目したい。航空工学、政治学、皇室、歴史。いろいろある。
航空工学がいかなる学問なのか、簡単に解説しておきたい。
実は、大学時代、航空工学志向だった。就職試験時代、三菱重工が如何なる存在なのか知った。就職後は三菱重工社員の仕事ぶりをみていた。いろんな点で他メーカー社員とは別格の存在という印象を持っている。
今は、宇宙ロケット、防衛装備品、原子力など多方面で日本のトップ企業、オンリーワン企業として位置づけられている。
株主たちのコメントは熱意あるものが目立つ。10年先、20年先の事業展開で、こんなに株主からホンネで期待される企業はめったにない。
三菱重工 掲示板
https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1007011/bb0ia9bde9a96h/203
戦時中、日本初の純国産ジェット機の開発、試作に関わった方を知っている。故人となられたが、その方が講義の中で語ったことは今も覚えている。
その方は、学長、学部長の立場で、大学で教えるべき範囲として、基礎工学に重点を置き広範囲なものと規定したことも知っている。
橘花 (航空機)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%98%E8%8A%B1_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
航空工学とは、学問性格的に普通の工学と比較し、視野の広さが求められる学問である。中川八洋がかように広範囲にカバーできるのは航空工学専攻だったことが影響している。
そして、戦前、戦中、戦後、時代を超えて、三菱重工は、宇宙、防衛、原子力等、国策的に重要分野を押さえている。弱電分野を除けばオールマイティかつオンリーワンの企業である。
LGBT法案推進者だった駐日米大使が、先日「Fー35」組み立て視察目的で三菱重工を訪問したのは、中国の軍事侵攻への備えとして三菱重工による「Fー35」量産拡大をアメリカ政府として後押し・承認することが予定されている可能性がある。
政府方針決定前の、手続き上の政治ショーとして三菱重工を訪問したという意味である。
孫にNISA口座で遺産を残すなら、迷わず三菱重工を選ぶつもりである。まだ100株しか持っていないが、(目先暴落は続くかもしれないが)孫の人数分は保有し続けたいと思っている。