自民党人事 私案

先日のやや過激な総選挙出馬シナリオの付随事項として、人事シナリオを策定した。

「劇薬」が自民党を救う?
https://jisedainonihon.exblog.jp/33866056/


岸田首相に申し上げたい。
(次回総選挙で、下野するのではないかと言われるまでに)党勢を政権時代に傾けた責任は、岸田首相にある。世耕議員を追い出したことを正当化するなら、党勢を傾けた責任を岸田首相は一人で負うべきとなる。

岸田首相は、岩盤支持層の意見に耳を傾けるべきだった。
岸田議員については、外相、政調会長時代から観察してきたが、安倍首相と比較して、(難易度高い事案について)とにかく実績がない。自民支持層よりも財務省、公明党、バイデンの言う事だけはよく聞くという印象。

自民支持層として岸田政権存続について我慢することが限界レベル。支持しない人たちは、総じて、外相時代、政調会長時代の対応に不満を持っているはずだ。

選挙区レベルで(財務省、公明党、バイデンの言う事をよく聞く)岸田首相の代わりならいくらでもいる。首相を目指す人は、首相の選挙区から出馬すべきだ。空疎な都知事選挙に50人出馬する政治的意味はまったくないが、岸田首相の選挙区で、選挙戦を通じて、「自民党再生の一環として岸田首相の政界引退を選挙民に主張する意義」は十分にある。

新党くにもりによる落選運動は、(落選が政界引退を意味する点において)狼煙のきっかけとなった。
岸田首相は、党勢を傾けた責任を負う形で政界引退いただきたい。


6.29[広島生中継・原爆ドーム]落選!岸田現役総理 岸田から広島市民の命を守る!増税ストップ!消費税ゼロ!
https://www.youtube.com/watch?v=clS0r8As1Bo

都知事選を利用するバカどもにかまわず、骨太の議論を。
https://yukokulog.blog.fc2.com/blog-entry-5310.html


党内人事はどうすべきか。

9月にあるとされる総裁選は麻生さんが総裁になればいい。
そして、今後数年間は、麻生総裁のままで構わない。

首相は、総選挙まで変えず、総選挙中に、総裁が3ケース示し、評判が良かった人を総選挙後に首相にすればいい。(総選挙までは、岸田首相留任させるが岸田首相は自民党総裁ではない。総選挙後に新首相を選出。こういうやり方ができるかどうかまで、党内の意向等掌握していない。)

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総裁選挙後の主要人事

・ケース1
麻生首相。高市は官房長官か外相。

・ケース2
高市首相。麻生外務大臣。

・ケース3
自民、公明、国民民主の連立。首相はT。高市は官房長官。

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私見となるが、ケース3が現実的なような気がしている。Tは、大平首相の志を継ぐ政治家、大蔵省出身。Tは、再エネ賦課金廃止、ガソリン税減税を主張してきた。ややリベラルな点を除けばスキル的には合格ライン。少なくとも、石破、小泉、ブロック太郎よりはずっとマシ。

田母神俊雄の扱いについては、できれば自民公認としていただきたい。そうすれば各地で得票数(特に比例票)が増える気がする。

以上が、岸田政権で党勢が傾いた、自民党再生を目指す視点での私案の骨子である。

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