本題に入りたい。
ウクライナ軍はロシア越境攻撃に続き、ドローンによるロシア補給基地攻撃が成功したことがYoutuber情報により確認されている。
加えて、最近のロシア軍のウクライナ東部攻撃状況から、ロシアは、兵員、戦車、戦闘機、艦船、弾薬等の枯渇に直面している。
ウクライナが再び3つのロシア重要軍事施設を空爆!ワグネルの元基地の2000名収容拠点、さらには北朝鮮の砲弾を保管するクラスノダー
https://www.youtube.com/watch?v=cc52z1PubnE
その前提で、長谷川幸洋氏が語る、領空侵犯の意味を考えたい。
【強力な「高市応援団」が現れた!?】『当選しても敵だらけの高市氏』
https://www.youtube.com/watch?v=X-mSs6qmHOM
長谷川氏の分析は、「長崎で領空侵犯した中共は、ロシアに対し領空侵犯した際の自衛隊の対応を確認要請した可能性は十分にある、、、ロシア・中国連携した前提での日本攻撃、、、そのことにより、自民党員なら、保守的な総裁でなければ乗り切れないと考える、、、」
その筋はある。
が、中露軍事演習の一環ではないかとする指摘もある。単純に考えるとそうなる。あるいは、防衛省内に某国スパイが棲息、中共による領空侵犯後に、自衛隊の対応が強化されたとの情報を掴み、その確認目的で領空侵犯したというシナリオもあるだろう。
露領空侵犯機、中露演習の一環か 相次ぐ侵犯、中国機は九州の自衛隊基地調査の可能性も
https://www.sankei.com/article/20240924-4BJ5QY4QSNO7JDJQVYHTOJ4WQM/
そして、訪米した岸田首相は、災害による被害を受けた北陸地方の名産品の宣伝の場において、薄ら笑いを浮かべている。
北陸の酒、輪島塗をPR NYで観光イベント―日本政府
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024092400303&g=int
一方、ロシアの視点に立つと、領空侵犯の狙いが別に存在する気がする。
ロシアは今、軍事情勢的にじり貧どころか、某国の危機に直面している。
ウクライナを支援するバイデン政権は、このままいくとロシア解体を狙っている可能性がある。狙いは、(イラクの軍事侵攻と同様)ロシアの地下資源等を自国の権益とすることにある、と考える。
トランプはどうか。目先の権益など目もくれず、戦争を終わらせると主張してきた。ウクライナ軍事支援予算支出に関するアメリカ議会承認を遅らせた黒幕は明らかにトランプ。
ロシア側からすると、自民党新総裁は、
①ロシア解体を目論むバイデン政権の言いなりとなりそうな小石河等の親中派候補
②バイデン政権の言いなりとならない候補、あるいはトランプとうまくやれそうな候補
が居たとして、②がロシアにとって好ましいのではないか。(私見)
ロシア軍は執拗な領空侵犯を繰り返し、自衛隊機は前例のないフレアにて対応した。このことは何を意味するか。
自衛隊は憲法上の制約はあるが、そこまでやるなら「戦闘機不足に直面するロシアに対し、やりましょうか」というシグナルを送ったと考える。
従って、ロシア側からみてシナリオは4つ存在する。
①ロシアが中共の手下となり、中共からの指示により(ロシア、中共連携での軍事侵攻前提で)領空侵犯した(長谷川氏指摘)
②中露軍事演習の一環(産経報道)
③亡国の危機に直面しつつあるロシアが、バイデン政権の言いなりの自民党総裁を嫌い、対ロ感情悪化となることを承知で敢えてバイデン政権の言いなりとならない候補の誕生を期待し領空侵犯した(プーチンの本音?)
④防衛省内に某国スパイが棲息、中共による領空侵犯後に、自衛隊の対応が強化されたとの情報を掴み、その確認目的で領空侵犯した(プーチンの指示?)
加えて、ロシアには、対日エージェント政策として、「親露であれば政治的立ち位置(保守、革新)」は問わないとする考え方(ジンクス)がある。
その一例として鈴木宗男が挙げられる。
ロシアは、ウクライナ東部戦線にて強行突撃を繰り返したせいで、軍事資源が枯渇しかかっている。
戦線拡大する余裕があるとは、、、
ロシアはバイデン政権のままでは亡国の危機に直面する、、、
自民党の新総裁がバイデンベッタリなのはロシアにとって都合が悪い、、、
よって、今回のロシアによる領空侵犯は、①だけでなく、②、③、④の可能性も否定できないとの結論に達するのである。