動画を見ておきたい。本人の演説部分は大体14分半。
(世耕の本心を疑っている方がおられるかもしれないが)世耕の演説から並外れた緊張感が伝わってくる。世耕の主張は、隙が無く、空想ではなく現実的である。還付金(裏金という言葉は一言も使っていない)の処理に対する弁明含め真摯さと誠実さが伝わってくる。
政権をとっても何もできないくせに、タメ口でわかったようなことを語る、立○民主党とは違う。
世耕は100回くらい練習して臨んだかもしれない。それくらい密度が濃く、簡潔明快な演説と思った。内容的には、高市早苗の総裁選出馬を表明した記者会見(政策的には結構盛沢山)に匹敵する。
高市早苗 総裁選 出馬表明 記者会見 2024年9月9日【公式】
https://www.youtube.com/watch?v=6p21fsXiosk
人口急減の問題に直面する和歌山県において、海外に工場移転した日本企業を和歌山に誘致、地元農林水産業の発展、観光資源の価値の向上等を通じて、質の高い雇用を創出することで人口減に歯止めをかけるとしている。
工場進出、16道府県で増加 半導体誘致や国内回帰
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC260YW0W4A920C2000000/
演説は、「(世耕を)活用していただけるのか、(国家で)働かせていただけるのか、今回の選挙で(県民の皆様に)しっかりと伺ってまいりたい、耳を傾けてまいりたい、謙虚にご意見を聞かせていただきたいと思っております」で終わっている。
世耕は、バラマキ派でも緊縮財政派でもなく、積極財政派であるようだ。
世耕氏、和歌山2区で出馬表明 二階氏三男と分裂選挙へ―衆院選
https://www.youtube.com/watch?v=rWqom7b38-g
女性活躍拡大を総裁選や衆議院選比例枠の優先順位1位にすることを主張している稲田議員の主張と比較すればするほど、世耕議員の当選を祈願せずにはいられない。
さすが世耕と申し上げたい。
今回の演説を通じ、政界にて、安倍晋三、高市早苗に続く人材として「世耕がいることを再認識」した次第である。