世論調査報道の「怪」

本稿では、最近知った「世論調査の異常値」について、私見を述べたい。

水間政憲が、産経の総裁選党員調査結果に異議を唱えている。


超拡散『自民党総裁選なりすまし保守の化身は産経新聞』(解説:水間政憲)
http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/blog-entry-3657.html


総裁選での一次投票結果に近いのは、共同、読売、日経である。朝日については、例によって参考としない。

気になるのは、産経調査値での小泉支持率が異常に高いことである。

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◆産経新聞(9月14~15日)
1位 小泉進次郎氏 29.4%
2位 石破茂氏 24.1%
3位 高市早苗氏 16.3%

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世論調査会社側の事情で何かが起きている、、、

続いて、文化人放送局「洋一の部屋」での高橋洋一と阿比留記者の対談動画での、「最近の世論調査の分析話」を紹介させていただく。

【自民党が最悪の記録を…】自民党が割れる情勢調査が出る!? 石破政権が末期状態 ①【洋一の部屋】高橋洋一 ✕ 阿比留瑠比
https://www.youtube.com/watch?v=2ksbQPRY1Sc

面白いのは、高橋洋一は、阿比留論説委員に対し、産経新聞としてではなく、阿比留「個人の見解」をいただくとして番組を進行させている。

高橋洋一が、阿比留に対し、マスコミではなく、「個人」とことわって対応を求めていることに注目したい。

阿比留には、「3年くらい前から、マスコミが実施する選挙情勢調査(出口調査)に対し、嘘の回答をする人が増えている」と語っている。

国内的に特にひどいのは、沖縄の有権者、公明党支持層だそうである。

なぜ3年くらい前からなのか?

世相的に何があったのか、、、

3年前というと、
①アメリカ各紙の世論調査での民主党候補支持率が常に上げ底状態にあったこと
②トランプ候補支持者による「世論調査に対する嘘回答傾向」
が漸く日本で知れ渡り、共有化され始めた時期と重なる。

トランプ支持者でさえそうなのだから、対外的に誰を支持しているのか言いにくい立場にある人たちは、迷わず嘘回答を決心、、、

「アメリカの世相は、少し時間を置いて、日本に伝播する」というジンクスもある。

そういう前提で考えると、冒頭の産経調査の異常値に関して、「産経は、社の方針として(今回大統領選挙でアンチトランプの立場を選んでいる関係で)アメリカ民主党関係者の意向に沿う形で、(アメリカ各紙による民主党候補者支持率報道と同様)、上げ底支持率で報道したかった」可能性がある。

日本版「上げ底支持率」について、私見を述べる。

おそらくこうなのではないか。

産経が、(アンチトランプ報道を他紙よりも徹底させていることを熟知している)某国大使指令を受け、(バイデンと同様、アメリカ民主党の操り人形に進んでなってくれそうな、低偏差値レベルの)「親米派若手候補者=小泉進次郎」の支持率が高くなるように操作した可能性がある。

高橋洋一が、番組の冒頭で「社の方針」ではなく「個人の見解」を求めたのは、「裏話として、某国大使からの指令があったことは、個人の立場なので語らなくていい」という意味であろうと解するのである。

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