・減税に係る自民党内部の対応状況の件
最初に青山繁晴議員が出演した動画について述べたい。
【自民党の崩壊】103万の壁で国民民主党と交渉した自民党の内部会議について青山繁晴さんが全てを話してくれました(虎ノ門ニュース切
https://www.youtube.com/watch?v=gBbIFKDQzMQ
実は、上記動画コメント欄にて、コメントのほとんどが自民党に対し批判的であることに衝撃を受けた。出演した青山議員に対しては、「ネット番組で吠えるのは良いのですが、党内で戦ってください。結果のみ評価します。青山さんも含めもう自民党に期待出来ねえんです。アナウンサーに向かって凄むんじゃなくて宮沢さんに直接言って下さい。口だけいえばいいってもんじゃないなら自民党を離れたほうがいいんじゃないですか?口だけ番長はもういいわ。同時選挙やってとっとと下野しろ国民の敵自民党。青山さん、司会者に説教してないで石破に言いなよ。どこ向いて怒ってんだよ。怒りやすい奴の方だけ向いて怒るなら、うちの社長と一緒だぞ。
この11分34秒を自民内部でも言ってくださいね。もはや自民というだけで信用ガタ落ちですので。嫌なら離党でもなんでも行動で示してください。いつまで文句だけ言ってんの?青山さん 行動起こさない自民党議員は同類ですよ?青山さん、自民党を内部から変えるなんて無理ですよ。私には、ポーズにしか見えません。」という批判がある。
率直に言って、青山議員紹介扱いの党員数が激減しそうな雰囲気である。
青山議員は自民支持層の怒りが理解できていないようだ。一部自民支持層は、国民民主党との減税協議の経緯から自民党だけでなく、自民党内ではっきりものを言わない大多数の自民党議員を見限った、とみていい。
詳細動画コメント欄にてご確認いただきたい。
・総裁選投票先の件
上記動画での批判コメントを参考とすると、党員獲得数3年連続トップの立場であり、保守陣営の総意として高市総裁の確実な実現を理解するならば、総裁選出馬を断念した時点で、保守陣営として絶対本命視された高市総裁実現を呼びかけ、総裁選1回目の投票で高市に投票すべきだったのではないか?
青山議員も岸田前首相と同様、有能過ぎる高市を煙たがっているようにみえるのである。
▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽
青山繁晴
@aoyamashigeharu
【第1回投票は加藤勝信さん、決選投票では高市早苗さんに投票しました】
総裁選の1回目の投票では、加藤勝信さんに投票しました。
15日間の選挙運動において、(加藤さんは)①能登半島について、予備費ではなく、補正予算を組むべきだと仰いました。
△△△ 引用終了 △△△
・委員長就任記念撮影の件
タキシード姿で記念撮影すること等、委員長ポスト拝命を喜びたい気持ちはわからぬでもないが、自民党が少数野党に転落した選挙後の人事なので、敢えて公表することなのか、、、敗北した選挙後なので、危機意識あるなら、、、はずである。
参議院の環境委員長に選任されました
https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=5521
・動画の評価
あまり言いたくはないが、5分で説明できることを30分かけ、娯楽番組化しつつあるのではないか。
・本稿のまとめ
総じて言えることだが、政治家として結果を出してきたのか、、、出していないのではないかと言わざるを得ない。
行動で示さないと批判されるくらいなら、国会質問だけでなく、質問主意書をもっと出すべきだったのではないか。自身自ら「わたしの専門分野として国内外で認知されているのは5つの分野です。外交、安全保障、危機管理、資源エネルギー」だとするなら、この分野で他の国会議員を圧倒するくらいの国会質問および質問主意書提出を実績として示してきたのか、専門家だと自負するなら娯楽化した動画制作ではなく国会質問や質問主意書にもっと傾注すべきだったのではないか?
これは、国会質問だけでなく、質問主意書等が突出して多いNHK党浜田聡議員との比較である。同様のことは、他のほとんどの自民党国会議員に当てはまる。
他にマスコミ出身議員もおられるが、マスコミ出身議員はともすれば弁は立つが実績が伴わず実力不足との評価となりそうである。