トランプとプーチンが停戦協議を開始したことが報道された。当事者である、ゼレンスキーの存在はどうでもいいように見える。
ウクライナがやったことを整理しておきたい。
・中国への空母売却(それによって極東の緊張が高まった)
・北朝鮮へのミサイル技術輸出疑惑(それによって極東の緊張が高まった)
・北朝鮮への核兵器技術輸出?
・ロシア系住民の虐殺(プーチンによるウクライナ侵攻の口実)
・アメリカから得た武器の一部をメキシコ麻薬マフィアに横流し
・USAID資金によるウクライナ世論誘導工作
・ウクライナ指導者層によるUSAID資金の着服、横流し等(疑惑)
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北朝鮮にミサイル技術流したのは誰だ
https://business.nikkei.com/atcl/report/16/040400028/082400036/
ウクライナと北朝鮮、長年の「闇の関係」 ロシアの侵攻で、核放棄はさらに困難に
https://globe.asahi.com/article/14561754
北朝鮮によるミサイル技術の開発へのウクライナの関与疑惑に関するニューヨーク・タイムズ紙による「北朝鮮のミサイルの成功はウクライナの工場に結びついている、と調査官は言う」と言う記事に対する公式声明
https://japan.mfa.gov.ua/ja/news/59095-oficijnij-komentar-u-vidpovidy-na-pripushhennya-avtoriv-statti-rozsliduvachi-kazhuty-shho-uspih-pivnichnokorejsykoji-raketnoji-programi-povjazanij-z-ukrajinsykim-zavodom-vidannya-the-ne
ウクライナは提供された兵器を麻薬マフィアに売買していたと暴露される。やはりゼレンスキーは逮捕だな
https://ameblo.jp/zico0102/entry-12886173239.html
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)2月13日(木曜日)
通巻第8650号
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ウクライナの富裕層が高級スキーリゾートを訪れている
ポーランド警察が1万6437人の外国人逮捕。うち9753人はウクライナ人
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トランプ米大統領は、ウクライナのレアメタル、レアアース埋蔵の採掘などで、これまでの援助と交換し、米国は資金を確実に回収できるようする。そのためにキエフとの合意を確保したいと発言した。
「米国はウクライナへ見返りも取らずに資金援助を続けるのは『愚か』だ」と付け加えた。
「ウクライナにはレアアース、石油、ガス、その他の価値の高い土地を持っている。5000億ドル相当のレアアースが欲しいと伝え、彼らは基本的にそれに同意した」とトランプは述べた。
しかしウクライナのゼレンスキー大統領は「ウクライナはトランプ氏が望むレアアースをコントロールしていない。リチウム、チタン、その他の金属の埋蔵量について合意に達する用意があるが、まずロシア軍を鉱物資源の豊富な地域から追い出すのに協力しなければならない」と食い下がった。
事実はどうかといえばレアメタルなどの埋蔵地はロシア軍が占領している地域である。
ヨーロッパ最大のチタンとリチウムの埋蔵量があることは確認されている。くわえてベリリウム、マンガン、ガリウム、ウラン、ジルコニウム、グラファイト、アパタイト、蛍石、ニッケルも含まれる。
皮肉なことにこれら鉱物資源総は旧ドンバス地域のドネツクとルガンスクにあってロシアの支配下に入っている。だからトランプが言った「ウクライナはいつかロシアになるかも知れないが。。。」発言は、こうした文脈で捉えなければいけない。
ウライナに対する援助疲れ、厭戦ムードに加えて、旧東欧諸国ではウクライナへの反感が露骨になった。「ウクライナのエリート層は、ロシアとの紛争の資金として送られた米国納税者の金を横領して私腹を肥やしている」という批判が渦巻くようになった。
タッカー・カールソンは2月10日の番組で退役米陸軍中佐ダニエル・デイビスにインタビューを行い、ウクライナの富裕層が高級スキーリゾートを訪れている現実を語らせた。カールソン自身、アルプスの高級リゾートを訪れ、「町全体がウクライナ人」であることを知ったという。
「訪問者は全員ウクライナ人で、エルメス(のブランド店)に押し寄せて、100万ドルを浪費している。ヨーロッパ中でこの現象が見られる。最も裕福なのはウクライナ人だ」と語り、「彼らがばら撒いているお金はアメリカの納税者のものだ。ウクライナの汚職は米国の資源を浪費するだけでなく、米国民を危険にさらしている。ウクライナ軍人が闇市場で武器を売っており、その武器がメキシコの麻薬カルテルに渡っている疑惑がある」とカールソンは続けた。
▼ウクライナのエリートたちの振る舞いには我慢できなくなった
ポーランドのトマシュ・シェモニアク内務大臣によると、現在ポーランドには約200万人のウクライナ人が居住している。これには2022年のロシア・ウクライナ紛争の激化に伴い到着した人々も含まれる。当初、新規入国者には住宅や経済的支援を含む幅広い支援が提供されていた。ところが、ウクライナ人が犯罪行為に関与し、国民の不満が高まった。2024年にポーランド警察は1万6437人の外国人を拘留した。うち9753人はウクライナ人だった。
ポーランドのウワディスワフ・コシニアク・カミシュ国防相は、ポーランド国民は「ウクライナ出身の若者が最高級の車を運転し、週末を五つ星ホテルで過ごす光景」に愕然としていると語った。
そしてアメリカの不満。「我々はEUより2000億ドル多く費やしている。つまり、我々は何なんだ、バカだ」とトランプが吠えると、JD・ヴァンス米副大統領も合唱に加わって発言した。「我々はすでに2000億ドルを費やしている。目標は何なのか? 我々は何を達成しようとしているのか?」。
客観的数字をあげると、2022年以降、米国議会はウクライナに約1750億ドルの援助を承認している。かなりの部分は、米国の軍需産業や米国政府のさまざまな人道、医療などの後方支援活動に充てられている。ドイツのキール研究所によると、2024年10月時点で、米国はウクライナに約920億ドルの財政・軍事援助を割り当てており、EU諸国と英国は1310億ドルを割り当てている。
☆○◎☆み◎☆◎○や○☆◎○ざ☆○◎☆き☆◎○☆
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△△△ 引用終了 △△△
これらの情報などから、トランプ、プーチンとも、ゼレンスキーはアメリカ民主党に操られた指導者であると認識、現ウクライナ指導者層がアメリカからの支援金を着服したようであり、操り人形かつ横領集団化したゼンレンスキー政権を停戦交渉の当事者とみなさず、トランプ、プーチンの直接対話による交渉が行われることになった。(と判断)
直接交渉開始の時期が、USAIDの大がかりな不正が発覚した直後であることが実に興味深い。
トランプはUSAID不正発覚のタイミングを待ち、(不正にまみれた)ウクライナを除く形で、和平交渉を決断したと考えられるのである。
そこで、考えておきたいことがある。
昨年末に北朝鮮が弾薬提供、軍隊の派遣等、ロシア軍支援に廻ったのはなぜか。
確かに、ロシア軍は戦車、弾薬、兵隊が枯渇しつつある。
プーチンが北朝鮮に対し、ウクライナが過去に撒いた種の責任を負うよう、北朝鮮に要求した可能性はないのか。
軍事侵攻されたウクライナは気の毒な点はあるが、さんざん紛争の種をばら撒いておいて、極東アジアの安全保障を壊すするようなことをしでかしておいて、助けて下さい、金下さい、援助下さいは虫が良すぎる。
トランプはゼレンスキーに対し、援助の見返りにレアアース取引を持ちかけたそうだ。
ゼレンスキーを含むウクライナ指導者層が武器横流し、支援金を着服するなど、蓄財しているはずだが、停戦終了後、ゼレンスキー一派が貯め込んだ資産は、支援国に返金されるべきだろう。