さて、安倍晋三には子ども(息子)がいない。中高年になると、10歳くらい年下の後輩を、弟か息子みたいに接してしまうことはままある話である。
たとえば、衆議院小選挙区でなかなか勝てず「選挙で苦労する長尾敬」のために、安倍晋三は、2021年の衆議院選挙で他の応援演説と比較にならないレベルで熱気ある応援演説を披露した。
この時の応援演説に関し、門田隆将は次のように紹介している。

安倍晋三応援演説! 長尾たかしを潰したい人達もいる!#shors
https://www.youtube.com/shorts/hQXClQp7Odk
圧巻の安倍晋三炎天下街頭演説
https://www.youtube.com/watch?v=_FzSL3vKgW0
かくいう私は、尊敬する三宅博先生が2017年に逝去され、2021年の選挙で落選した長尾敬のことが気になっていた。今回、参議院比例代表で出馬されると聞き、長尾敬のための安倍晋三応援演説を思い出し、あの熱気あふれる応援演説から長尾敬の存在の重要性に気づいている支持者であると長尾敬事務所に伝え、長尾敬は公示日当日、自身のXにて応援演説の模様を投稿した。2日目も同じ動画をリツィートしている。
前後して、第二次安倍政権を支えた二人の大黒柱、町村信孝は2015年に逝去、礒崎陽輔は2019年落選、2023年に引退を表明。
すなわち、安部派の二人の大黒柱がいない中、高市政権を実現した後、その右腕となり、憲法改正、スパイ防止法法制化、拉致問題解決等を推進・実現する政治家として安倍晋三は長尾敬を選んだ可能性がある。
安倍晋三が長尾敬を選んだ理由は、前述の門田隆将のXに書いてある。
見かけ以上に気骨ある男のようだ。
また、その経歴から、安倍晋三が自分の弟分として処遇しようと意図してきたことがわかる。
▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B0%BE%E6%95%AC
2002年(平成14年)8月 明治生命保険相互会社退社[4]。同年9月、民主党大阪14区総支部長に就任。翌2003年(平成15年)11月9日の第43回衆議院議員総選挙に、民主党公認候補として立候補したが、78,654票で次点で落選[4]。
2005年(平成17年)9月11日の第44回衆議院議員総選挙に、民主党公認候補として立候補したが、89,142票で次点で落選[4]。
2009年(平成21年)8月30日の第45回衆議院議員総選挙では、自由民主党現職の谷畑孝を破り、136,798票を得て、初当選(谷畑は比例復活)[5]。同年10月から衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会理事に就任し、2011年(平成23年)1月まで務める。2009年12月には、小沢一郎を名誉団長とする小沢訪中団に参加し、中国を訪問した[6]。2012年(平成24年)3月から衆議院厚生労働委員会理事に就任し、同年11月16日の衆議院解散まで務める[4]。
衆議院解散と同時に民主党に「民主党の方向性は、日本の国益にかなうものではない」として離党届を提出し、将来的に自民党に入党する意向を表明した[7]。離党届は受理されず11月21日付で除籍処分を受けた[8]。第46回衆議院議員総選挙では無所属で立候補し、自民党は当初、長尾を推薦する形を取っていたが、12月13日に長尾の応援演説に訪れた自民党総裁の安倍晋三の意向で公認候補となった[9]。重複立候補はできず、日本維新の会に鞍替えした谷畑に敗れて落選した。
2014年(平成26年)12月14日の第47回衆議院議員総選挙に自民党公認で大阪14区から出馬し、維新の党の谷畑に再び敗れるも比例復活で当選。76,555票を得た。当選後の翌15日に首相の安倍から直接誘いを受け、清和政策研究会に入会した[10]。
2017年(平成29年)9月12日に北朝鮮の情勢などを踏まえて、憲法9条の1項と2項を残して自衛隊の存在を明記する改憲に賛成した[11]。同年10月22日の第48回衆議院議員総選挙に自民党公認で大阪14区から出馬し、3選。
2018年(平成30年)の第4次安倍第1次改造内閣で内閣府政務官に就任[12]。
2021年(令和3年)10月31日の第49回衆議院議員総選挙において自民党公認で大阪14区から出馬したが、日本維新の会から谷畑に代わって立候補した青柳仁士に5万票以上の大差で敗れ、比例復活もならず議席を失った[13]。この衆院選で自民党が公認候補を擁立した大阪府内の15選挙区で日本維新の会に全敗したことなどから、党本部が大阪府内の選挙区支部長の公募を行い、大阪14区の支部長は前大阪府議の塩川憲史に差し替えられた[14]。
2024年8月、翌年7月の第27回参議院議員通常選挙の比例区公認候補として擁立することが自民党から発表され
△△△ 引用終了 △△△
それゆえ、もし、長尾敬が国政に復帰できたとしたら(決して悲観はしていないが)、冒頭で紹介した安倍晋三の応援演説のお蔭と思っている。
長尾敬を潰したい人達が存在すると噂されるほど、長尾敬は(見えないところで)有能な人材であるとご認識・再評価いただき、国政復帰のためのご配慮お願いし、本稿を終える。