■連立解消のそもそもの発火点 岸破政権時代の裏金問題の処理について、自民党は関係者処分で乗り切ろうとしたが、公明党は政治資金規正法改正を求めたのに対し、石破政権が応じようとしないため、不満を募らせた
岸田政権時代に、政治資金規正法強化していれば、公明党の連立解消とならなかった可能性がある。が、1年前の総裁選で公明党は高市総裁阻止の目的で水面下で動いているとされる。公明党は、最初から高市を嫌っていたのだから、高市が総裁に就任、直後に公明をそっちのけにして国民民主党と協議開始したことが気に食わなかったようである。
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https://www.sankei.com/article/20251010-VYTRHBJRBFIWLFCF2CBFE6C5DI/
26年目の別れ 公明の「サイン」に鈍感な自民、またも「政治とカネ」につまづき手遅れに
自民、公明両党の連立が解消されることになった。意見が対立しても妥協点を見いだし、政治を前に進めてきた両党だが、そのパイプは年々細り、自民の高市早苗総裁の就任を機に関係は急激に悪化。連立破談にまで発展した。
温厚な斉藤氏が険しい顔つき
高市氏と公明の斉藤鉄夫代表が10日に行った党首会談は約1時間半にわたった。冒頭の写真撮影で、高市氏はにこやかな表情を浮かべていたが、温厚な斉藤氏は険しい顔つきを崩さなかった。
「この度の自民の回答は、基本的には『これから検討する』という誠に不十分なものだった。極めて残念だ」
斉藤氏は会談後の記者会見で、公明が求めた「政治とカネ」問題の解決策に対し、「検討」を繰り返した自民を非難した。公明が提示した連立条件は、自民派閥パーティー収入不記載事件の真相解明と企業・団体献金の規制だった。
不記載事件、公明の清廉なイメージを損なう
公明は昨秋の衆院選に続き、7月の参院選でも大敗し、国政選挙並みに重視する6月の東京都議選でも振るわなかった。9月にまとめた参院選総括では、敗因として不記載事件に関係した自民の旧安倍派候補3人に推薦を出したことを挙げた。
公明は「クリーン」を売りにしてきた。総括では「党の清廉なイメージを損なった」とも言及しており、党再生には「政治とカネ」にけじめをつけることが不可欠との立場だった。
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■総裁選直後、首班指名あるいは解散総選挙を睨み、麻生が公明よりも先に国民民主党と協議したことが、今回公明を苛立たせ、連立解消の決定的きっかけととなった?
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https://www.sankei.com/article/20251010-VYTRHBJRBFIWLFCF2CBFE6C5DI/
高市氏の総裁選出後の4日、公明は「政治とカネ」など3点の懸念を表明。自民からの回答もない5日のうちに、高市氏が国民民主党の玉木雄一郎代表と東京都内で極秘会談したとの情報が駆け巡った。
衆参両院で少数与党となる中、安定した政権運営には一部野党の協力が不可欠だ。とはいえ、公明は自分たちよりも先に自民が国民民主に近づいたことに激怒した。「公明嫌い」で知られる麻生太郎副総裁の影もちらついていた。
自民党・麻生最高顧問と国民民主党・榛葉幹事長が会談 今後の連携めぐり協議
https://www.youtube.com/watch?v=PVVeU4rhl08
【再検証】🔻 公明党凋落──麻生太郎が動かした“連立の臨界点”
https://note.com/gifted_mango8323/n/na9cca02154d8
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■(公明を通じて内政干渉し続けたい)中共は自公連立維持して欲しかった?
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https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&ng=DGXZQODK089VZ0Y5A001C2000000&nik_code=0018752
4日の自民党総裁選で、高市早苗氏が大方の予想を覆して勝利しました。中国の習近平(シー・ジンピン)政権も戸惑っているにちがいありません。高市氏は、過去に中国を含む周辺国に強硬な発言を繰り返してきたからです。
「高市政権」が発足したら、日中関係はどうなるのか。東京財団主席研究員の柯隆氏と日本経済新聞政策報道ユニット長の桃井裕理氏が、ラジオNIKKEIのポッドキャスト番組「中国経済の真相」で討論しました。
2人が共に注目するのが、公明党の動向です。中国共産党は歴史的に公明党と深い関係を築いてきました。自民党が靖国神社への参拝問題などで「タカ派」に傾いたとき、同党と連立を組む公明党に歯止め役を期待してきた面があるのは事実です。
その公明党や支持母体である創価学会のなかで、連立からの離脱論が浮上しています。保守色の濃い高市氏への不信感をぬぐいきれないからです。柯隆氏は「公明党が本当に連立から離れれば、中国共産党にとって対日関係で相当なダメージになる」との見方を示しました。
中国の呉江浩駐日大使は6日、国会内で公明党の斉藤鉄夫代表と面会しました。桃井氏は「(呉氏は斉藤氏に)連立に残ってほしいという気持ちをにじませたのではないか」とみています。
習近平政権は公明党が連立から離脱すれば、台湾に近い自民党の麻生太郎副総裁らがますます対中政策で強硬路線に走るのではないかと警戒しているはずです。自民、公明両党の連立協議が日中関係の行方に大きな影響を及ぼすのはまちがいありません。
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■公明党の思惑(本音がどこにあるのかに関する論点整理)
・公明党は石破総理には言わなかった注文を、なんで高市総裁になったら突然言い出したのか
諸説ある。石破政権時代にスパイ防止法を提唱した高市嫌い、今国会でスパイ防止法が国会で審議される状況となったことが大きな要因として考えられる。
公明党は石破総理には言わなかった注文を、なんで高市総裁になったら突然言い出して連立離脱したの?
https://alfalfalfa.com/articles/10945519.html
・連立離脱は、池田大作路線修正の必要から?
下記時事通信の記事が参考となる。池田大作は、自公連立と日中友好推進者だった関係で、相反する?二つの方針を堅持してきたが、池田大作の死去(自公連立維持のハードルが下がった)と自民党が対中強硬化路線を選択したこと(高市が総裁となったこと)により、自公連立を維持する必要がなくなった。
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学会主導で「池田路線」修正 公明の連立離脱【解説委員室から】
2025年10月10日22時00分
公明党は10日の自民党との党首会談で、連立政権からの離脱を通告し、26年間に及んだ自民党との連立・連携が解消されることになった。「政治とカネ」の問題に関し、公明党が示した条件が受け入れられなかったことが理由で、支持母体である創価学会の主導とみられる。今回の判断は、党の創設者で2023年11月に死去した池田大作名誉会長が敷いた路線の修正を意味する。(時事通信解説委員長・高橋正光)
◇組織防衛へ与党入り
池田氏は1960年5月、32歳で第3代会長に就任。64年11月に、「大衆の利益」を代弁するとして、学会の政治部門を切り離して公明党を結成し、政界に本格的に進出した。政治路線は中道。以降、公明党は、非自民連立の細川護熙政権、羽田孜政権に参加した一時期を除き、野党の立場で自民党政権を批判してきた。
しかし、参院で与党が過半数割れしていた小渕恵三内閣時の99年10月、自民、自由両党の連立政権に加わった。もちろん、池田氏が了解してのことだ。これ以降、衆参の選挙で、公明党は候補者を立てない選挙区で自民党候補を支援。同党候補が公明党の比例票獲得に協力するなどの形で選挙協力を続けた。
公明党は、自民党との連立参加にあたり、参院で与党が過半数を回復することによる「政治の安定」を大義名分とした。同時に新進党時代、自民党から「政教分離」の関連で、池田氏の国会招致を迫られた。与党になることで、学会組織の防衛、池田氏を守る意味があったのも否めない。
公明党議員の大多数は創価学会員で、池田氏は信仰上の「師匠」。権力の側の攻撃から「師匠」を守るのは、組織としては当然のことだった。
◇池田氏死去でハードル下がる
学会員にとっては、国政選挙で公明党候補だけでなく、自民党候補への投票を求めて支持者を回ることは、相当な負担だ。にもかかわらず、熱心に自民党候補を支援したのは、連立に伴う選挙協力は池田氏の判断であり、「師匠」の教えに従うことになるからだ。集票活動のエネルギーになったのは、池田氏の存在にほかならない。
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・連立離脱理由が滅茶苦茶(何者かに脅かされている?、何が何でも連立から逃げ出したかった?)
与党なので、政党としての過去の政治的行為について、野党各党からスパイ行為であろうと国会質問ないし質問主意書で責め立てられるのを嫌がった可能性がある。
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麻生幾
@ikuaso095
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私だけが驚いているかも知れませんが
高市さんは、テレ朝のインタビーで「公明党が、企業献金の受け皿を県連や本部に移せ、とのお話を今回初めて聞いた」。
これは強烈だ。
数日で自民党が決められる話じゃない。
つまり離脱のための無茶ぶりと誰でも思う。
何を取引きしようとしているのだろうか。
高市早苗氏「公明が一方的に連立離脱伝達」 企業献金規制の返答保留
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA108Q00Q5A011C2000000/
公明党なぜ強硬? 自民党との連立政権、企業献金規制で亀裂
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA096IW0Z01C25A0000000/
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・公明党は中共の懸念に対し、高市辞任し別の人が総裁になれば連立を持ちかければいいと考えたが、この思惑に対し、高市は言質を取り記者会見にて公表することで封じた
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リフレ女子
@antitaxhike
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『高市氏は党首会談で自民党総裁が代われば連立維持はありうるのか聞いた。公明党側からは「誰が選ばれても同じだ」との回答があった』
これは、たとえ建前であっても「高市早苗が原因ではない」との言質を公明から取ったということだろうな。うまい。まさに歴史が動いている
篠原裕明
@shino7878shino
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高市総裁ぶら下がりで
一番印象的だったのは以下。
「例えば、総裁が私でなかったら
このような連立離脱
ということはないのですか。
例えば、総裁が代われば、
また連立協議ということはあるのですか?」
ということも聞きましたけれども、
「いや、それは、
今回の総裁選挙で誰が
選ばれていても同じです」
ということをおっしゃいました。
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・公明党は、自公連立解消により当選が見込めなくなる現職議員の圧力で高市は辞任に追い込めると読んだ?
党内で連立解消が政治的失敗との判断(過半数)となる可能性は現状では低い。
・次期国会でスパイ防止法審議が確実視される中、国会内で中共駐日大使と面会した事実が報道され、この面会した事実を根拠に、国会内で公明党が中共のスパイ政党として公知となる可能性(国会議事録に記録される)があり、公明党としては、国会開会前に連立解消しておきたかった?
スパイ防止法の審議開始により公明党の国会での立場は孤立することが確定的。国会開会前に連立離脱することで、立憲、共産と同じポジション選択できる道を選んだ。
■今回の連立解消は吉と出るか凶と出るか?
国内的には、自民の本格的な保守回帰のきっかけとなる可能性大。岸破派所属の親中派議員は公明が閣外に出たことで選挙協力が期待できなくなった。また、スパイ防止法法制化できれば、立憲、社民、共産は政界からの退場?を余儀なくされる可能性もある。
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まきの俊一【参政党】鹿児島県連 国政改革委員
@Shun1Makino
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かつて、石原慎太郎さんが安倍総理に
「公明党との連立はいずれ自民党の足を引っ張る事になる」
と予言されていましたが、遂に自公連立を解消できる日が来ましたね!
日本政治のあり方が根本から変わり始めたことを嬉しく思います。
https://jiji.com/sp/article?k=2025101000748&g=pol
高市自民党と参政党の政策は、もちろん一致しない所もありますが、ようやく
「どっちの政策がより国民を幸せに出来るか?」
という建設的な議論が出来る土台が出来そうで、これからの政治が楽しみです!
△△△ 引用終了 △△△
■当面の最重要事案 首班指名をどうするか
3ケース存在する。
①首班指名で自民有利に事が運ぶ場合は、高市が首相就任
②首班指名協議で自民が不利の場合は、石破続投もしくは石破首相の権限で解散総選挙の結果待ち(世論は高市に同情的?)
③協議がまとまらない場合等、何らかの事由で自民が首班に玉木を指名
当面、首班指名に関し、立憲、維新、公明の間でどのような協議が最終的に為されるかがポイントとなりそうだ。
国民民主党は、立憲、維新、公明との協議に乗らない可能性大。立憲主導の見境無い野合は非難され、解散総選挙となった場合不利となる。
「首班指名選挙で石破茂氏に投票を」という呼び掛けがなされています。
https://note.com/fair_godwit545/n/n714e7c35fc66
■一連の筋書きを書いたのは誰か?
成り行きで公明の一方的連立離脱が実現したとは考えにくい。
シナリオは、高市?が策定、あるいは麻生と高市の共作?
麻生は、高市の度胸の良さ、理路整然とした語り口、企画立案力を見込み、政治家として最後の大勝負に出た。
かつて、麻生の盟友だった中川昭一先生が麻生と高市に降臨、、、憑依、、、