従来、首脳会談をテーマに取り上げるのは、極少数のブロガーだったが、ここに来て、外交ネタをテーマに取り上げなかった方も高市外交の成果(対インド外交上の進展)について関心を示し始めた。
共同声明を読んで驚いた!高市・モディ会談、日本外交は新たなステージへ! 近藤倫子チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=SxknejkW9CE
日印首脳会談 日本は中国依存からインドにシフト?
https://blue-obasan.hatenablog.com/entry/2026/07/03/%E6%97%A5%E5%8D%B0%E9%A6%96%E8%84%B3%E4%BC%9A%E8%AB%87_%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BE%9D%E5%AD%98%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AB%E3%82%B7%E3%83%95
具体的進展が期待できそうな分野は、防衛装備品での協力である。
▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/101054199.pdf
日印首脳共同声明
4 両首脳は、主要な民主主義国及び主要経済国として、両国には自由で開かれた、法の支配に基づく国際秩序を形作り、維持する責務があることを改めて強調した。この目的のため、モディ首相は、進化版「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を歓迎し、それがインド太平洋海洋イニシアティブ(IPOI)及び諸地域間の相互的かつ包括的推進による安全保障と成長(MAHASAGAR)と緊密に整合している旨共有した。両首脳は、共通の戦略的展望に基づく具体的協力を更に深化させるとのコミットメントを再確認した。
5 両首脳は、両国の防衛・安全保障協力が上昇軌道に乗っていることにつき深い満足の意を表明し、前回の年次首脳会談において発表された日本国とインドとの間の安全保障協力に関する共同宣言に基づき、協力を深化させることへのコミットメントを再確認した。両首脳は、本年中に東京で第4回日印外務・防衛閣僚会合(「2+2」)を開催するよう両国の閣僚に指示した。両首脳は、日本側では二軍種の支援を得て成功裏に行われた日印共同訓練「JAIMEX25」を含む、各軍種間の協力において達成された進展を歓迎した。インドは、ヴィシャカパトナムで開催されたインド海軍主催国際観艦式「IFR2026」への日本の参加を歓迎した。両首脳は、訓練の強化、衛星能力を活用した海洋状況把握、海軍艦艇の整備・修理・オーバーホール(MRO)協力、「メイク・イン・インディア」の枠組みの下での防衛装備・技術協力を通じて、海洋安全保障協力を深化させることで一致した。
6 モディ首相は、日本による防衛装備移転三原則の見直しを歓迎し、それが両国間の防衛パートナーシップを更に深化させることへの期待を示した。両首脳は、艦艇搭載用複合通信空中線(UNICORN)プロジェクトに関して、残る技術的詳細部分につき大枠合意に達したことに満足の意を示した。両首脳は、プロジェクトの早期完了への期待を表明し、防衛装備・技術分野における他のプロジェクトの具体化のための方法を探ることで一致した。
△△△ 引用終了 △△△
海軍艦艇の整備・修理・オーバーホール(MRO)協力、「メイク・イン・インディア」の枠組みの下での防衛装備・技術協力
艦艇搭載用複合通信空中線(UNICORN)プロジェクト
とあるので、護衛艦等船舶の製造保守に係る協力強化が期待される。
はっきりとは書かれていないが、船舶から発射されるドローンが協力対象品目として含まれている?と読めなくもない。
今や戦局の趨勢を支配すると言われている、各種ドローンの中で、船舶発射・着艦タイプのドローンについて、日印共同声明の直後に、防衛省がメディア向けに公開したのは偶然ではない。ドローンメーカーの対応情報も報道されており、(国内的に労働力不足が指摘される中)大量生産工場を確保、コスト低減目的で、インド製造のドローンを手当することは当然の措置として位置づけられる。
インドへのユニコーンの移転について
https://www.mod.go.jp/j/press/news/2024/11/15d.html
海上を無人で警戒監視、自衛隊が“情報収集”新ドローンを初公開 世界の戦場ではドローン兵器が“進化”…AI搭載し群れで攻撃も
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ebf520a60c77ad0473eed81eea30bf2472cf08f