アクテイブな長期的視点の有効性

本稿では、受け身的政治姿勢のままでは本筋は見えて来ないことを指摘することを目的としている。 本題に入りたい。 作文して、初めて見えてくるものがある。一言で言うと、書きながら創り上げた道理?に沿った、長期的視点での壮大な構想(ビジョン)である。 受け身一辺倒の立場のままの場合、個々の事象に関する報道などから、あれもあったこれもあった、あれはダメこれはダメ程度の状況認識しか生まれない。 構想レベルに到達することはまずない。 これは経験から言えることである。コピペ活動も同様。 情報量が多くなるとマクロの流れが読めなくなる。大きな流れが見えないと、敵勢力の意図の解読はできない。もちろん、味方がどうすべきか、長期的視点に立った施策を含むビジョンに辿りつくことはない。 野党政治家の大部分、一部真正保守政治家が批判しかできなかったのはなぜか考えなくてはならない。私は、これら政治家のビジネススキル不足にあるとみている。 さて、安倍晋三が外交面で優れていると評価されるのは、(価値観外交という)道理と、(安全保障面での)外交施策を(スピーチそして作文上で一体化した状態で)示した点にある。 道理と施策は、長期的視点に立つと、目標達成のための縦糸と横糸みたいなもの。 ビジョンの要素は、①長期シナリオ、②道理、③目標、④個別施策、⑤現在進行中の時系列情勢分析などから構成される。意味不明な方には、ご自身で所属する組織の長期ビジョン策定されることをお薦めする。 …

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いつまでも騙されるままでいいのか

「騙される日本人」(藤井厳喜)によると、日本人は、戦後、中国に、そしてアメリカに、、、騙され続けてきたとされる。 一読した印象から、その通りの面はある。 また、藤井厳喜は、「国連の正体」という本も書いている。良書と思う。 ただし、現実に騙されるのは、それだけではない。 「実力不足の、言論人」からも、、、である。 さて、政治活動を3つにランク分け(分類)するとこうなる。 ・低次元の政治活動 コピペ拡散 ・最低限の政治活動 情報収集、分析、問題提起 ・高次元の政治活動 提言、陳情、パブリックコメント参加 言論人たちの政治活動は、総論レベルの分析、一面的な分析ものが多い。高次元の政治活動を実践している言論人を見出すことは稀である。 現実には、塾・講演・執筆活動>政治活動となっているケースが大部分。 戦えるツール、手段を提供している本は少ない。冒頭で紹介した「騙される日本人」は、15年前の本だが、シナの要人発言、東京裁判関係者情報が掲載されている点において、歴史戦を戦うのに役に立つ本である。 問題はそれだけではない。 論理的でない言論人も存在している。 総論では良い事を言っているようなのであるが、①感情論丸出しで論理性が欠如しているケース、②論理性がなく情緒で語るケースなどが該当する。 人間なので、論理と情緒の二面性があるのは仕方ない。 しかし、論理性の欠如⇒感情論で物事を考える⇒いつ…

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手紙による意見表明

最高裁憲法判断に関連し、拙ブログ管理人は最高裁判事15人全員に手紙を出した。 ―― 参考情報 ―――――――――― 夫婦別姓に係わる最高裁判断について https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/482148688.html ――――――――――――――――― 手紙文の詳細の公表はここではしない。代わりに、論点を示す。 ―― 参考情報 ―――――――――― 最高裁に無関心でいいのか? https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/481373119.html 最高裁憲法判断に係わる論点 https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/481192453.html ――――――――――――――――― 今回の憲法判断は、男女共同参画局の五カ年計画更新、自民党内の夫婦別姓推進派の動きと連動して憲法判断することが決定されたのではないかと疑っている。 だとすれば、今回の憲法判断に関して、最高裁は政治的動きをしたことになる。男女共同五カ年計画、自民党内の別姓推進派の動きを世情の変化と読み替え、最高裁が憲法判断するテーマに設定したと私はみている。このテーマでの憲法判断は数年前にも行われた。 なぜ、数年に一度憲法判断するテーマとして設定するのか。この行為こそが、最高裁の政治的動きではないのか。二度も憲法判断したので、三度目はない…

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長丁場の国会 政治的立ち位置に関わらず必要なこと

204国会は、5カ月もの長丁場。異例の長さである。議員も秘書さんも疲労困憊状況にあるのではないか。 ―― 参考情報 ―――――――――― 第204通常国会が召集 | Moment日刊ゲンダイ https://moment.nikkan-gendai.com/news/34593 ――――――――――――――――― 長丁場過ぎる国会で何が起きているか、わかりにくい政治状況が続いている。記者倶楽部が機能しているとはいえない中、議案情報、注目される審議事案、注目される国会議員質問事案などを、保守系メデイアがまったくフォローしていない状況にある。 となると、ブログ界が担うべき領域となる。 とにもかくにも法案情報に関する(分析)情報が少なすぎる気がしている。騒動化したLGBT法案などが該当する。以下は、その一例。 ―― 参考情報 ―――――――――― 現在のLGBT法案に欠けているのは、法案が孕む「害」に対する議論だ http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-4208.html ――――――――――――――――― このままでは、売国親中政権的性格が強い、菅政権に、男系男子宮家、眞子様婚姻の件、コロナ感染の水際対策、尖閣対応等、すべてしてやられてしまう。 そんなことでいいのか。 アメリカでは、トランプ前大統領がたった一カ月でブログ閉鎖したそうだ。人気化しないことに本人が腹を…

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感覚を磨くということ

「美しい日本語が話せる書ける 万葉ことば」(上野誠)を読んでいくうちに、万葉の少なくとも文字を使用し始めた時代から、日本人は感覚的なことを大切にしてきた民族であることを知った。 日本人のものの考え方の根源をわかりやすく解説している面白い本である。 料理について、以下のような記述がある。 ||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||| 美しい日本語が話せる書ける 万葉ことば 上野誠 202頁 かそけし 「かそけし」とはかすかなことをいいます。「音のかそけき」といえば、「音がかすかである」ということです。 中略 さて、とある料理人が、私にこんなことを教えてくれました。 「上野先生、お吸い物が出てきたら箸をいったん置いてください。そして、神経を集中させて、両手でお椀を手に持って、香を楽しんでから、ゆっくりとおつゆを飲んでください。」 この人がいうのは、お椀のおつゆとは、それほど微妙なもので、料理人の魂がそこにあるということでした。 つまり、「かそけき」ものを味わうためには、味わう側も努力する必要があるようです。 ||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||| 会席料理でのお吸い物についての話である。 続いて味覚の話。 ぶどうの新芽は、天ぷらにするとおいしいそうである。 ―― 参考情報 ―――――――――― ぶどう「芽かき」体験・ぶどうの新芽を天ぷらに! http…

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