提言書・陳情書・稟議書を繋ぐもの

拙ブログは、政界・官界向けの提言・陳情行為がどういうものか、官界で決裁されることはどういうことなのか、学術会議改革問題を素材として、提言書、陳情書、稟議書イメージモデルについて、それぞれ配信した。 まず提言書モデルから説明したい。 ■提言書モデル 視点を変えた検討書をいくつか作成した。最終的に、納得しうる水準まで検討作業を繰り返すことになる。拙ブログは、視点を変え、論点…

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客観視するということ

被害者遺族に関連して、対応に差がある事案が二つある。 ―― 参考情報 ―――――――――― 《旭川少女イジメ凍死事件》「ウソの調書を書かないでください!」遺族が明かす“警察への不信感”「初動捜査にも“疑問”が…」 https://news.livedoor.com/article/detail/20782633/ 「もう辞めにしませんか」池袋暴走遺族の問いかけ https:…

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学術会議改革 稟議書イメージ

ついに、学術会議廃止の陳情を行った団体が現れた。 ―― 参考情報 ―――――――――― 沈黙の学術会議は廃止を 慰安婦問題で民間団体 https://www.sankei.com/article/20210816-3PQ64TJZIFO2TLWG4LANQMNUTI/?ownedutm_source=owned%20site&ownedutm_medium=referral&own…

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稟議書に記されるべき論理・シナリオとは

本稿は、稟議書という意思決定文書に係わる、一種の文章論。 稟議書なので、承認決裁後最低10年は後任者が読み返すことを考慮しなくてはならない。民間企業なら、社内監査、役所監査対応に際し、稟議書コピーを提出することが発生する。10年後の人たち、社内外の関係者がなるほどそう考えたのかと納得する、論理レベルである必要がある。 感情レベル、一時的な視点での理屈では、後年、方針変更を余儀なく…

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ビジネススキルとしての「企画力」

本稿は、オリンピック招致時点から係わった、ある大企業の企画力に関する知見等をまとめたもの。 紀伊国屋、三省堂などの大きな書店のビジネス書コーナーに行くと、企画書関係のビジネス本をものの5分で100冊くらいは見つけることが可能である。それくらい「企画書」作成スキルはビジネス社会で重要視されている。 私もビジネス書の類は結構買い、読んだ。最終的に、どうしても手元に置いておきたい本…

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