個人の陳情 どういう場合効果的か

ブログ活動だけでは物足りなく、2~3年前から陳情活動することを始めた。 提出先は、大臣、副大臣、自治体首長、地元企業、保守系団体など多岐にわたる。やむにやまれぬ気持ちから最高裁に提出したこともある。 どういう反応があったか。 陳情書提出に際し、議員事務所から少し時間はかかるが、待っていただけるかと聞かれたことがあった。その案件は、半年後に変化があった。 大臣事務所に提出した、別の案件の場合は、その大臣辞任後に政府として継続的取組を想定した現地対応予算がついた。これには、現地の関係者が驚いた。今まで継続的な予算支出がなかったからである。 支持する議員に意見提出したところ、返事を頂戴したこともあった。これについては、後日、国会対応を準備しているものと解釈している。 自治体首長に提出した事案については、後日、ネット情報で私のアイデアに賛同していることを知った。 何かにつけてマスコミが叩きまくっている企業に対しては、こういう企業広報手法がある、こうやれば設備事故に対する社会の評価が変わると提言、礼状を頂戴したこともあった。 従って、陳情する行為についてまったく効果が期待できない訳ではない。まとめサイトコメントやツイッターあたりで吠えるよりは政治活動として有意義と思っている。 ここで、陳情書とはどういう場合効果的(有効)なのか整理しておきたい ━━━━━━━━━━━━━━━━ 陳情書提出が効果的なケース ①新人候補、初めて大…

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広い視野と高潔な人格があって実現すること

本稿は、前稿の続編。教科書調査官の視点で述べさせていただく。 ―― 参考情報 ―――――――――― 大いなる自己矛盾の可能性 https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/484682810.html#comment ――――――――――――――――― 近隣諸国から歴史認識問題で外交圧力をかけられてきたことを振り返ると、確かに、歴史的に正しい教科書は必要である。 しかし、そういう性格の教科書をまとめ上げ、世の中に認知させるには、執筆者側において、学生時代を含む長期間の蓄積が必要な気がする。 蓄積すべきことが何であるのか。定義することは難しいが、渡部昇一は実践した一人であると思う。 育鵬社の教科書編纂に係わった渡部昇一は、学生時代から多方面に勉強熱心。見習うべき学習態度だった。大学時代の渡部昇一は、普通の学生の2~3倍の勉強量だった。個人の蔵書量としてもダントツ日本一。これは、渡部昇一の本をきちんと読んだ人なら知っていることである。 こう書いたからと言って、育鵬社の歴史教科書が絶対に正しいと述べているつもりはない。 ただし、以下の記事は一読する価値があるように思う。 ―― 参考情報 ―――――――――― ★渡部昇一さんは「つくる会」ではなくフジサンケイ教科書を支持しています https://blog.goo.ne.jp/project-justice/e/66e6aeada7cb91…

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大いなる自己矛盾の可能性

本稿は保守言論界の高名な学者についての考察もの。 まず、西さんのコメントを一読いただきたい。 ||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||| https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/484652977.html#comment 西 国際情勢を踏まえた内容にしたいことは理解できるのですが、小学生やそこらの年齢で、難解な政治論というか、国際情勢が理解できるとは思えません。 大人でも難しい法律論を書いたところで、小学生が理解できるとは思えないので、そのあたりを配慮していないような教科書を不合格にするのは当然かと思いますね。 高校生でも受験対策の事を考えれば、学習指導要領を無視したような無意味な記述が受験勉強で役に立つとは思えず、大抵は無視して終わるだけでしょう。 そう考えた場合、つくる会の「不当」という主張は、「指導要領」を読んだ上で、小学生や高校生が「学習する上での配慮(法律の専門家でもなければ理解できないような内容までは高校生に教えられないという事)」も行った結果の「主張」なのかどうか、という事に尽きますね。 2021年12月03日 20:30 西 進学校や進学塾が「受験対策」を考える上では、志望校の入試で出る問題を解くためのカリキュラムを組んでいるのは当然と思いますし、それに沿っていないような教科書を採用するわけがありません。 そういう意味では、受験対策を第一に…

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どうすれば良かったのか

本稿は、つくる会の動向分析もの。 まず、つくる会関係者による、騒動になっている武蔵野市住民投票条例に係わる検討文書を紹介させていただく。 ―― 参考情報 ―――――――――― 武蔵野市住民投票条例問題検討のための条文資料 https://tamatsunemi.at.webry.info/202111/article_6.html ――――――――――――――――― 非常に緻密な文章である。 この緻密さと、教科書一発不合格後の、公開質問状、訴訟活動が今一つ結びつかない。 これだけ緻密な検討文書が書ける人材がいるということは、教科書行政全般について提言、陳情、パブリックコメント実施可能なことを意味する。 一方で、有能な人が関与しているなら、制度的不備状況の中で検定制度が続けられてきたことに対し、政治的に不満を言わず、組織的に意見表明しなかったことがどうも気になる。変だとしか言いようがない。ただ、有能な人が支部役員に就任するなど、各地に分散しているのは確かなようだ。 ひょっとすると、執行部とそれ以外の人たちの間で、(政治活動上の)路線が異なるのかもしれない。発足当時の経緯、その後の内紛沙汰の影響をいまだに引き摺っているかもしれない。 ―― 参考情報 ―――――――――― つくる会発足時点で起きたこと  「渡部昇一の少年日本史」刊行の意味 http://gendaishi.jugem.jp/?eid=396 ――――――――――――…

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そもそも「制度設計上の不備」があったのではないか

自由社の歴史教科書が検定一発不合格扱いとなったことについては、政治的に保守の人ならご存じのことと思う。 ―― 参考情報 ―――――――――― 新しい歴史教科書の検定不合格 職権濫用の文科省 https://www.zenkyokyo.net/%e6%95%99%e7%a7%91%e6%9b%b8%e5%95%8f%e9%a1%8c/2193 ――――――――――――――――― 上記の杉原氏の寄稿に関して、論理的飛躍がありそうな箇所が少なくとも5カ所存在する。 ||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||| ①これは明らかに権力濫用の検定と言わなければなりません。 ②文科省は明らかにつくる会をつぶしにかかったといわなければなりません。 ③もしつくる会なかりせば、今の教科書は依然として慰安婦は性奴隷だという記述でいっぱいだったでしょう。 ④自虐史観が文科省の中に大挙して入り込み、教科書検定を通じて自虐史観を日本国民に刷り込もうとしているのです。 ⑤文科省に入り込んだ自虐史観勢力との戦いであり、国家的、国民的決戦の戦いだということを銘記して、国民の大きな支持を得て戦わなければなりません。 ⑥ITの発達した時代で、教科書は各教科書会社がPDF化して公開すれば、テマ、ヒマかけて教科書展示会など開く必要はありません。教科書展示会などはすでに廃止しておくべき制度です。家庭科では子育てについて教えるべきとか、公民では公共の精神をもっと…

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