同盟国との外交の実相

とある某国大使館職員だった人物と、酒を飲みつつ世間話をしたことがある。その人物は、担当する分野の品目別生産量、国内消費量、輸出量を把握していた。 つまり、職務上日本の弱点を経年的に調査、分析していたことになる。 さて、以下の本には、当時のアメリカ政府が、品目別に日本の状況を調査し、そのデータがアメリカ政府内に保存されていたとされる。 ―― 参考情報 ―――――――――― 日本経済を殲滅(せんめつ)せよ エドワード・ミラー著/金子宣子訳 ~真珠湾前に金融パワーで対日戦に勝利した米国 https://toyokeizai.net/articles/-/4983 ――――――――――――――――― 「日本の弱点 対米輸出品」の項目にて、対米輸出品についての分析がある。当時のアメリカ政府は、生糸だけでなく日本の輸出品に関する弱点の調査を行なった。同時に、石油の弱点に関する調査も行われ、著者は、【一九四一年四月に提出された輸出管理局による「脆弱性の研究」は、完全禁輸の突撃ラッパを吹き鳴らしていたのだ。上層の担当部局の多くは、妥当な時期に部分的な禁輸措置を講じるという方法を思い描いていたが、これはいずれ「通常」の輸出を認めたうえで、日本に東インド諸島占領を思い留まらせ、外交交渉という希望を与えようというものだった、輸出管理局はそうした方針に異を唱えたのである。】と結論づけている。 つまり、アメリカ政府は、日本の弱点を、少なく見積もって100年近く調査・分析してい…

続きを読む

国連組織存続する限り日本は「対中共忍従外交」を余儀なくされる?

本稿は、対中共、安全保障問題の歴史的経緯に関して考察することを目的としている。 まず、青山議員の暴露話の件から。 ―― 参考情報 ―――――――――― 自民・青山繁晴「安倍総理は2012年再登板時に、経団連会長から政権支持の条件は中国の言うことを聞くことだと釘を刺されていた」 https://hosyusokuhou.jp/archives/48880363.html ――――――――――――――――― 経団連会長の発言趣旨は、(中共にハニートラップされたことは除外しても)、戦後レジーム体制を踏襲したいと解することができる。 ただ、今頃になって、この発言が公開されることは、何を意味するか。 なぜ、当時の経団連の会長はかく語ったのか、かく語ったことにされたのか。ハニートラップされたから、、、と普通は考える。 真相はこうなのではないか。 「ハニートラップ?された経団連が、最後の命綱アメリカにすり寄るために?(一度はハニートラップされてしまったが、二度と中共の言いなりになれないことを決意したことを中共に知らせるために?)、安倍首相の別動隊である?青山議員にかく発言することを託した?」と考えるのである。 それでも、中共は、国内の不満のはけ口として尖閣問題をでっち上げ、着々と実効支配しようと目論んでいる。 ―― 参考情報 ―――――――――― 中国、海警局と海軍「融合」着々…軍指揮下で合同訓練も https://www.sankei.c…

続きを読む

なぜ安倍首相は中共に忖度せざるを得ないのか?

本稿は、中共全土からの旅行者を入国禁止とできない、事由について分析を試みるもの。試論の位置づけ。 まず最初に、西さんのコメントを一読いただきたい。 ||||| ここから引用開始 ||||||||||||||||||||||||||||||||||| https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/473712945.html#comment 西 官邸の反応が玉虫色で、今一つ意図が理解できない対応が多いですね。 正直、何かに過剰に配慮しているようにしか見えません。行動力が無いだけかと思っていましたが、答弁内容も理解しがたい(中共への過剰な配慮をしていると思わせるような答弁)と思う事が多い。 首相は何かと引き換えに政治的な取引しようとしているのか、それとも野党の攻撃を恐れて(恐れるといっても今回の対応は理解しかねますが)このような対応を取っているのか分かりませんが、いずれにしても、行動も反応が鈍すぎるようにしか思えず、何故このような行動を取っているのか首をかしげざるを得ません。 厚労大臣(というよりも厚労省全体)も、答弁や行動から見ても「上級国民感覚」としか思えないような独りよがり感(入国制限などの対応を取っていればまだともかく、取らずに国民に対して入国してくる支那人差別をしないように呼び掛けるなど)、「国民の声」を無視したような発想(悪意を持ったものは別として、一般人からしても甘過ぎるようにしか思えない発想)な…

続きを読む

人気記事